暮らしのヒント

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住み慣れた地域で安心して暮らしていくために

平成の合併により、人口約5万5千人の佐渡市が誕生した。一島一市の佐渡市誕生までには数次に亘る分離・合併の歴史がある。 東京河崎会は、合併前の旧河崎村出身者の郷土会であり、創立以来60年が経ち、会員同士の親睦と故郷と連携するための活動に努めている。 旧河崎村には12の地区があるが、今回は椎泊地区の地域活性化活動をご紹介する。
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会員減少の歯止め策

東京新潟県人会は100年以上の歴史を有し、会員の親睦福祉、新潟県との連携発展に大きな功績を得てまいりましたが、永年の経過にともなう今、会運営にマンネリ化を排し、柔軟な対応の岐路にあると思います。今、私達老人は生きがい、楽しさを満たしてくれる社交の場を求めています。
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赤毛布(赤ゲット)物語

「トム・ソーヤーの冒険」などの子供向け作品の多いマーク・トウィンの「赤毛布外遊記」(岩波文庫・浜田政二郎訳)は実に面白い。南北戦争を終えたばかりの、米国の好奇心旺盛な人士が古い歴史を持つ中東や欧州諸国を歩きまわり、至る所で失敗を繰り返す顛末が、実は越後の田舎から東京へ来て、入った新聞社では人には言えないような失敗やヘマを繰り返した自分と似ているな、と感じ入るからである。
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ロング・グッドバイ 石原慎太郎さん(1932.9.30 ~ 2022.2.1)

私の石原慎太郎さんとの最初の出会いといえば、昭和31年(1956)、『太陽の季節』で第34回芥川賞を受賞した時。当時、大学・文学部を目指して浪人中の私にとって、大学在学中の若者の芥川賞受賞は、大きな驚きであった。早速、掲載誌『文藝春秋』を購入したことが思い起こされる。以後、文芸誌に発表される作品は、ぽつぽつと読んでいた。
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池田 恒雄

出版人・池田記念美術館創設 池田 恒雄 氏(1911~2002)は、明治44年5月、小出町(現・魚沼市)で生まれる。旧制・小千谷中学を経て早稲田大学に進む。昭和12年(1937)、『野球界』編集長に就任。戦後、昭和21年(19...
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絵本 『千の風になって』

原詩から新井満氏がストーリーを紡ぎ、絵本化 「千の風になって」の英文の12行の原詩は、欧米では、かなり有名になっていますが、作者は不明のまま。そこで、新井満氏が、この詩の作者を「ネイティブ・アメリカン(アメリカ先住民)」の誰かと推理。一篇...
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『野山の食べもの』

貝野太郎・編著 戦後間もなくの越後の野山の<子供たちの食物>の記録  本書は、越後魚沼出身で、現在奈良在住の編著者(昭和12年生まれ)により自費出版された貴重な記録。体裁はA4判・表紙1~4、本文・78頁・アート紙・全4Cという堂々たる...
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静岡で民謡を唄い続けて

岩﨑さんは佐渡市両津出身で、現在静岡の地で佐渡民謡を30数年間唄い続け、佐渡民謡の保存と伝承活動を続けています。 静岡新潟県人会では「佐渡おけさ」の指導もされ、数年前に『民謡・宝華会』を立ち上げ、唄、踊り、三味線の指導を続けられ、2018年12月には静岡市・しずぎんホールで『民謡30周年記念コンサート【故郷・佐渡を想う】』を開催し、佐渡民謡~津軽民謡、そして地元静岡の民謡を披露されました。
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五十川庚平 画文集 『河は長かった』 信濃川スケッチ紀行

新潟県の母なる川、幾多の小、中、高校の校歌にも織り込まれ、古くから歌い継がれてきた信濃川。 本書は、この全長154キロ(河口の新潟西港から長野県栄村との県境まで)を、6日間で、スケッチしながら徒歩で踏破した記録である。
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新井 満

新井 満(1946 ~ 2021)氏は、昭和21年5月7日、新潟市で生まれる。新潟市立寄居中学、新潟明訓高校、上智大を経て、電通に入社。映像プロデューサーとして活躍。
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「河井継之助の無念」

本年2月に始まったロシアのウクライナ領土への軍事侵攻は、全世界を震撼させています。今後の世界平和について、長岡市出身の三條さんから長岡人気質と絡めて長岡藩家老・河井継之助の心〈武人は、戦うより国を守るもの。〉に迫る卓話を聴いた。
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松之山校友会に想う

松之山校友会の前身が「地すべり会」であり、あれから50年も経つのか…と考え深い思いです。実は私も地すべりで「ふる里」を離れた一人です。家族で離れたのが昭和46年、松之山校友会発足の年でした。中学1年の時、地すべりが起き、その後勉強場所も中学校、松之山高校、松高寄宿舎、そして3年の時新しい中学で学び、卒業する事が出来ました。しかし私達の家や田畑は、毎日少しづつ崩壊して行きついに決断の時がきました。