【野菜の薬効02】 「蕪」かぶ

暮らしのヒント

【薬効】腹痛 胃が重い 声がれ 咳止め 虫刺され 腫れもの 霜焼 乳腺炎
【見分け方】葉の付け根がきれい
【食べ方】焼く 煮る すりおろす 漬ける

食卓にかぶの料理が出てくると、季節を感じそろそろ冬将軍のお出ましかなと思いますが、今では野菜は季節に関係なく店先に並んでいますがね。
かぶは野菜の中でも日本で最も古い野菜と云われ、「古事記」「日本書紀」に記述されております。
かぶの成分はアミノ酸、ブドウ糖、べクチン、ビタミンC、アミラーゼ、アスターゼ等です。
昔から胃腸を温める、腹痛を和らげる等お腹の薬として利用されてきました。
体の余分な水分を取り除く作用、咳止め、口の渇き止め、声枯れ、霜焼、ひび、あかぎれ、虫刺されなどにも効用があります。
更には、葉にはビタミンA、B1、B2、C、カルシウムが豊富に含まれています。寒さで体が冷えてしまい、お腹が痛くなったときはかぶを皮ごと擦り下ろしペーパータオルで絞って杯に3杯ほど呑むと痛みが和らいで来ます。
食欲が無い時もお勧めです。
胃が重い時はかぶにセロリと人参を加えジュースにします。
アルカリ性になるので、胃がすっきりします。
又、急に声がかすれたり、でなくなったときはしぼり汁がいいでしょう。
咳には絞り汁にお湯を加えて氷砂糖を二粒程入れて飲みます。
虫刺されにはおろし汁を擦り込んでください。
できものや腫物、あかぎれ、霜焼、急性乳腺炎などには解毒作用として、かぶの身と葉をすり鉢に入れてつぶしながらついて塩を少々加えてつき汁を作ります。これを患部に貼りつけます。一日三回ほど張り替えます。
寒くなくなったら覚えておいて欲しいものですね・・・・・。

ゆめあきら 筆
(会報誌:2024年12月号掲載)