
今回は、2025年県人会報誌10月号表紙を飾った「紙ふうせん」を掘り下げてご紹介します!
(新潟県人会会報誌はこちら)
100年以上前から続く紙風船作り
出雲崎町は大正8年(1919年)から紙ふうせんを作り続けています。出雲崎町は古くから、日本海の漁業や佐渡との交易地、北前船の寄港地として栄えていました。冬場は海が荒れて船を出すことが出来ないため、冬季期間の漁業に変わる産業として取り入れられたのが紙風船づくりです。
紙風船づくりは、町民や漁師の妻の手仕事として貴重な冬場の収入源として発展していきました。
2022年5月には、「出雲崎手作り紙風船」が新潟県の伝統工芸品に指定。
時代の流れとともに業者は姿を消し、現在では出雲崎町の「磯野紙風船製造所」が国内唯一の手作り紙風船を製作しています。
磯野紙風船製造所


1919年の創業(大正8年)から100年以上の歴史をもつ「磯野紙風船製造所」。
日本古来の伝統を守りながら、ひとつひとつ全て国内で手作業にこだわって作っています。
なじみ深い赤・青・白色のスタンダードな紙風船だけでなく、花柄や金魚の形など、インテリアとして楽しめるようなデザインからギフト用にレターセット付のものなど幅広いラインナップを製作されており、常時50~60種類を揃えています。
また製品づくりでは、「捨てる部分を少なくする」ことを大切にされており、製品づくりで必ず生まれる紙の切れ端を活用できないかという思いからワークショップを始めました。
「世界でたった一つの紙風船」が作れるワークショップは随時開催しているのでぜひチェックしてみてください!
最新情報・詳細はこちら→ワークショップ | 磯野紙風船製造所
手遊びにも、インテリアにも、ギフトにも
愛らしく色とりどりな紙風船は海外からも人気が高いです!下記では、一部を抜粋してご紹介します!
※画像は磯野紙風船製造所公式HPより引用させていただきました。








紙風船を最初に手に取るときや保管時は、たたんだ状態が基本です。たたんだ状態でも(例えば猫であれば猫と分かるように)、膨らませた時の姿がどんなものなのか伝わるように計算し、細部までこだわって作っているそうです。
たたんである姿としても完成されているため、広げる前からワクワクがとまりません!
まさに「職人の手仕事」です。
ふるさと納税もお申込みいただけます

四季をモチーフにした美しい柄や、水辺の生物などをモチーフにした可愛らしいデザインの紙風船など、ふるさと納税からもお求めいただけます!
ふるさと納税はこちらから→ふるさとチョイスHP
| 施設名 | 株式会社磯野紙風船製造所 |
|---|---|
| 住所 | 〒949-4305 新潟県三島郡出雲崎町羽黒町423 |
| 電話番号 | ☎:0258-78-2045 FAX:0258-78-2107 |
| 公式SNS | 公式HP 公式Instagram |
