【特別寄稿】東京新潟県人会の徽章(バッジ)について

暮らしのヒント

創立九十周年事業事務局長  樋口 乾三

東京新潟県人会の徽章(バッジ)については、制作してから十数年が経過し、当時関わった人の多くが他界されたため、その経緯を知る人も少なくなっています。制定当時の当事者が書き残しておく必要があると思い立ち、これを認めます。

県人会のバッジは創立九十周年の記念事業の一つとして制定されました。本来ならば公募して、そのデザインを決めるべきものですが、諸般の事情から実行委員会の事務局を担当していた事務局長に一任されました。唯一、当時の常務理事から新潟を代表するバッジなのだから国の花でもある菊を使って欲しい、との要望がありました。

そこで皇室や天皇家の紋所である十六弁の菊花を使わずに、国会議員が佩用する菊の紋章に準じる事としました。十二弁の菊花として、その中央に新潟を表す「新」の字をデザインしたのです。
なぜ新潟で菊花なのかという質問を想定し、新潟県を代表する越後一之宮である「彌彦神社」で菊を尊崇していることをその理由の一つとして掲げました。幸いこのデザインが会員各位に受け入れられ、現在まで愛用され、標旗にも取り入れられていいます。

筆者が県人会の役員や事務局長として出入りするようになった時に佩用していた草加市職員の退職のバッジ(菊をデザイン、草加市のマークを入れた金色もの)が評価されたことも一つの要因であったと思います。

県人会の構成メンバーである地区県人会・郷人会など関係団体でバッジをつくりたいという要望があったときは、この県人会バッジを使って欲しい。大いにご利用いただけたら、と願っています。

(会報誌:2025年11月号掲載)