『能登志賀町復興支援キルト展』に参加して

会の活動報告

震災の傷跡も残る志賀町地区の皆様にキルト展を通して、元気で明るい日々の暮らしを取り戻すお手伝いが出来ないものかとキルト作家 K さん(東京新潟県人会常務理事)は思いを巡らせていたようで、4月16日の長田地区萬燈会で友人の Y さん(シンガーソングライター)のライブにコラボでキルト展が開催されると聞き私も参加させてもらいました。
「何故、キルト展なの?」と K さんにお聞きしたところ「昨年(9月16日)長田地区で行われた能登半島大震災慰霊会に佐渡民謡奉納のメンバーの一員として参加した折に長野県から掛け付けていたボランティアの皆様の活動に感銘を受けて、私には踊りだけではなくライフワークのキルトがあり、皆様を元気付けられないものかと思い、長田地区長の N 様との話し合いで実現しました」と話してくれました。
当日は安入寺の本堂ではYさんの力強いライブ、そして本堂脇の別室では豪華な大作5枚と小物数点が並び、バックミュージックの”佐渡おけさ”が静かに流れる中をキルト展が開催され、両日を通して80名程の方々が鑑賞され、「初めてキルト展を見ましたが素晴らしい作品に出会えました」「家は震災に遭いましたが、キルトをみて元気付けられ気持ちが和みました」等々、多くの方々の喜びの声が聞かれました。
合間には仮設住宅の皆様や地区の皆様に大きな声で唄って貰おうとカラオケの機器まで持ち出され、さらに N 地区長様、食生活改善推進委員の皆様による旬の山菜盛り沢山の炊き出し「寺子屋食堂」が開設され、参加された皆様には笑顔が溢れていました。作家の K さんは「今回のキルト展は何事にも代えられない貴重な体験と温かく接してくださった方々への感謝の気持ちはこれからも支えとなりました」と話をされていました。
私もキルト展とライブの合間を縫って佐渡伝統芸能等を資料を添えて紹介出来ました。
地元の皆様には“驚きと感動のキルト展”であり、私の耳元には「震災に負けるものか!」と力強いメッセージが届いた様な気がしました。
地区長の N 様、地元の皆様、私にとっても感動的で有意義な2日間でありました。
(会報誌:2025年7月号掲載)