朝乃若観戦激励ツアーに参加して

会の活動報告

令和6年5月14日(火)大相撲5月場所に「朝乃若後援会」の一員として観戦致しました。
当日佐渡からは後援会会員11人が早朝5時半発のカーフェリーに乗船し新潟からは大型バスで上京し、私達首都圏在住の会員と合流して熱気溢れる声援を送りました。

会報「新潟縣人」2022年2月号にて紹介した佐渡出身の朝乃若は、十両上位幕内間近の地位にまで出世しましたが新型コロナウイルス感染症に罹患し番付を下げ現在は幕下西20枚目の地位になっております。
幕下の取組みは場所中7番ですが、前日に朝乃若取組の情報が入りましたので当日後援会会員は期待を胸に朝乃若の出番を待ちました。

後援会からは佐渡の海を想わせる紺青の布地に勝ち星を表す白色で「朝乃若 樹(いつき)」と染め抜かれた横長で大判の「応援タオル」が配られました。土俵に上がるタイミングに合わせて一斉に揚げ熱い声援を送りました。私自身は形振り構わずありったけの声を張り上げ、行司の勝ち名乗りを聞くまで我を忘れて声援を送りました。首都圏在住の会員は国技館を出ようとしたところ、堂々と弓取り式を終えた朝乃若と出会い更なる期待を込めて激励の声を掛けました。

朝乃若の応援は故郷を離れた私達の郷土愛の表れであり、又同郷人の心のつながりにも通じる事と確信した1日となりました。朝乃若は千秋楽を待たずに5月23日(12日目)に4勝2敗で勝ち越しを決めました。

(記:鎌滝津江子)