エッセイ・寄稿

暮らしのヒント

松之山校友会に想う

松之山校友会の前身が「地すべり会」であり、あれから50年も経つのか…と考え深い思いです。実は私も地すべりで「ふる里」を離れた一人です。家族で離れたのが昭和46年、松之山校友会発足の年でした。中学1年の時、地すべりが起き、その後勉強場所も中学校、松之山高校、松高寄宿舎、そして3年の時新しい中学で学び、卒業する事が出来ました。しかし私達の家や田畑は、毎日少しづつ崩壊して行きついに決断の時がきました。
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「東京良寛会第六代会長 山本良一様を偲ぶ会」

“良寛を偲び・学ぶ”「東京良寛会」会長 東條 玉英  東京良寛会の前会長・山本良一さんが令和4年3月21日にご逝去なされました。6月19日(日)上野湯島「東京新潟県人会館」において表記の会が開催されました。このような時季もあり会員だけ...
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生きがいを見つけた人 ― 村川 茂治 ―

人生100年時代といわれる昨今「将来にわたり、ずっと社会貢献やボランティアができたら幸せ」と言う考えで活動を続けている村川茂治さんを紹介いたします。
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東急 五島昇社長の思い出(2/2)

坂田 純一氏(東京鹿瀬会・会長 県人会常務理事) 東急 五島昇社長の思い出(1/2)(続き)  次の出会いは沖縄県宮古島です。五島社長の肝入りでエメラルドゴルフリンクス宮古島というゴルフ場と、宮古島東急リゾートというホテルを作ら...
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東急 五島昇社長の思い出(1/2)

初めての出会いは入社試験の面接試験で  洗足、大岡山、田園調布エリアの宅地開発構想で澁澤栄一翁の流れを引き継いだ東急2代目の五島昇社長との出会いは、何とも呆気ないものでした。  昭和46年、鉄道と旅行が好きで、大学では観光事業研究会...
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大河津分水通水100周年によせて(3/3)

長善館とは 凡そ30年の間、燕市に住んだ良寛は、水禍と重税にあえぐ農民を見て、何とか救うことは出来ないものかと考えます。その思いを受けて開学した長善館は、代々革新的な教育を行い社会に役立つ実践型の人物を育てました。天保4年鈴木文臺...
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大河津分水通水100周年によせて(2/3)

ついに大河津分水の建設がスタート!  大河津分水建設の請願は、寺泊(長岡市)の本間屋数右衛門が江戸幕府へ請願したものが始まりとされています。享保15年頃のことでした。以降、先人たちは大河津分水の必要性を訴え続けますが、なかなか建設には...
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大河津分水通水100周年によせて(1/3)

大河津分水は通水100周年を迎えます。  良寛さまをして、「この世に神様がいるなど疑いたくなる」と言わしめた水害。それでも越後平野の人々は、平穏な生活を諦めませんでした。今この地で平穏に暮らすことができるのは、大河津分水を実現して...
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佐渡島の金山はユネスコの舞台へ (3/3)

世界遺産登録への課題  登録に向けての今後の課題は2つです。  1つは、ユネスコの諮問機関(イコモス)が、佐渡島の金山の現地調査を踏まえて出す勧告です。勧告は、「記載」「情報照会」「記載延期」「不記載決議」の4種類です。イコモスは、...
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佐渡島の金山はユネスコの舞台へ (2/3)

予算委員会で政調会長が質問  1月24日衆議院の予算委員会で高市自民党政調会長が「地方から受けている要望」として、「佐渡島の金山」について「1年に1件」の貴重な機会であり、必ず推薦すべきと要点を諄々と説いた。  更に、28日午前の予...
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佐渡島の金山はユネスコの舞台へ (1/3)

注目引いた「佐渡島の金山」  昨年12月末から2月初めにかけ、佐渡島の金山は国民的課題として注目を集めた。 推薦候補に選定されたが  佐渡島の金山を世界遺産にしようと97年に島内有志が「考える会」を立ち上げ、以来20年以上に渡...
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中田 瑞穂と「中田みづほ画集」

中田先生は島根県津和野の出身で東京帝国大学医科大学で学び、欧米へ2度の遊学、新潟医科大学(現・新潟大学医学部)教授として、脳神経外科体系の基礎を作り、近代化に力を注ぎました。第1回日本脳・神経外科研究会(現・日本脳神経外科学会)を新潟で開催。日本初の脳神経外科の専門講座を新潟大学に開設しました。