“良寛を偲び・学ぶ”「東京良寛会」会長 東條 玉英
東京良寛会の前会長・山本良一さんが令和4年3月21日にご逝去なされました。6月19日（日）上野湯島「東京新潟県人会館」において表記の会が開催されました。このような時季もあり会員だけの20名様が出席し、故人に思いを寄せる集いとなりました。祭壇には、故人の微笑みを浮かべる遺影と共に、山本さん執筆の『良寛の弟山本由之（佐渡郷土文化）』『良寛さんと貞心尼さんの師弟愛 （良寛記念館卓話の時間） 』「鉢の子たより」等と笑顔の写真多数の故人の足跡の一部が供えられました。全員で黙祷し、故人への感謝と惜別を込めて献花しました。参加皆様から故人との交流交歓等想い出のお話を頂きましたことと、長岡ケーブルTV制作DVD「わたしの良寛さん」山本さん出演放映もございましたので心温まる会となりました。山本さんは第六代会長として平成27年から「橘屋・山本家（良寛弟由之直系七代目）」を継ぎながら全国良寛会副会長等の広範な活動に全力で取り組まれました。また五代会長牧江春夫様（阿部定珍四男のご子孫）とも「定例勉強会」後での懇親会には皆様に屈託のないお話を頂きました事がとても懐かしく嬉しい想い出として残されております。
山本良一様「偲ぶ会」温かい想いで集まりました。
「東京大会への山本良一様の想い」として今後の会運営の展開としてのお話させて頂きました。「全国良寛会東京大会（33年振り）」が5年6月17日（土）に（財）全電通労働会館（御茶ノ水駅至近）開催決定しました。「東京良寛会40周年」でもあることと、既に何年か前からの開催決定も（コロナ渦で遅延）した経緯がありましたので山本前会長は執行に懸ける強い想いがございましたが2年2月入院なされてからの今日に至る迄の経過等と今後の会運営についての説明もさせて頂きました。全員で記念写真を撮りましたが、皆様が献花・生花も全て喜んでお持ち帰り頂きましたことと、本日が「父の日」であり「良寛さんと山本さんの天上から慈愛の眼差しで微笑んで見守って下さって頂いての好天」もございました。（開会）小柳鎮雄（閉会）加藤全宏両副会長のご挨拶がとても心に気持ち良く響いた一日にございました。
また本日、会場利用が叶いました事は県人会事務局からのご協力もございました事を改めまして感謝とさせて頂きたくございます。
どうぞ皆様へのお願いです。良寛さんを見習い、気楽で楽しい会でございますので、「定例勉強会」「秋の講演会」県人会館に見に来てくんなせいね！
良寛さんの座右の銘
一生成香（一生香を成せ）を記させて頂きご挨拶と致します。
（会報誌：2022年08月）