「新潟を応援する企業」では、東京新潟県人会の活動を応援してくださっている企業の皆様に、新潟とのつながりや事業への思い、ふるさとへの思いを伺います。
第1回は、総合ビルメンテナンス企業の二幸産業株式会社。さまざまな施設の管理を担い、北海道から九州まで全国で事業を展開しています。
創業者の小林保廣氏、そして現在の代表取締役社長・原敬一氏はいずれも新潟県糸魚川市にゆかりを持ち、長年にわたり新潟とのつながりを大切にしてきました。
今回は原社長に、二幸産業の事業や新潟との関わり、そしてふるさとへの思いについてお話を伺いました。
Q1.御社の主な事業内容と強みを教えてください
二幸産業株式会社は、1959年創業、1961年設立の総合ビルメンテナンス企業です。
設備管理、清掃、警備、各種点検、マンション管理などを総合的に提供する「総合ビルメンテナンス事業」を中核とし、建物修繕工事、省エネルギー支援、プロパティマネジメント、さらにはホテル運営まで幅広い事業を展開しています。
当社の最大の強みは、設備管理や清掃、警備などの日常管理から修繕工事や設備更新まで、建物に関するあらゆるサービスをワンストップで提供し、お客様の大切な資産を長く守り続けられることです。長年にわたり培ってきた技術力と豊富な実績を活かし、オフィスビル、商業施設、公共施設、学校、マンションなど多様な施設の安全・安心・快適な環境づくりに貢献しています。

更に、私たちが大切にしているのは、事業の規模やサービスの幅広さだけではありません。ビルメンテナンスの仕事は、普段はほとんど意識されることのない仕事です。空調が快適に稼働していること。トイレが清潔に保たれていること。エレベーターや設備が問題なく動いていること。それらは決して自然に起きているわけではなく、誰かが責任を持って日々の業務を積み重ねているからこそ実現しています。
毎日きれいな駅を利用できることも、安心して病院に通えることも、快適なオフィスで働けることも、学校で安全に学べることも、すべては見えないところで誰かが社会を支えているからです。
私は「社会は目立つ仕事だけで成り立っているのではない」と考えています。むしろ、誰かが黙々と責任を果たしている必要不可欠な仕事によって支えられています。そして、その仕事がなくなった瞬間に初めて、その価値の大きさに気づきます。
ビルメンテナンスもまさにそのような仕事です。もし私たちの仕事が止まれば、駅も、病院も、学校も、オフィスも正常に機能しなくなり、社会活動そのものに大きな影響を及ぼします。
だからこそ当社は「社会に本当に必要とされる仕事を事業として続ける」という創業の理念を大切にしています。派手さはなくても、人々の日常を支え、社会の当たり前を守ることこそ私たちの使命です。
これからも二幸産業は、建物を守るだけでなく、その先にある人々の暮らしや地域社会を支える企業として、着実に歩み続けてまいります。
二幸産業株式会社

1959年 創業/1961年 11月設立
本社:東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル36階
支社:東京・神奈川・北海道・新潟・長野・愛知・福岡
売上高:159億6996万円(2025年度)
社員数:3,122名
Q2.御社と新潟県とのつながりを教えてください
当社は創業以来、新潟県と深いご縁に支えられて発展してきました。
創業者の小林保廣(東京新潟県人会名誉会長)と私自身が糸魚川市の出身であり、新潟支社を長岡市に置くとともに、上越・中越・下越の県内主要エリアに営業拠点を構えています。また、グループ会社である糸魚川二幸株式会社を糸魚川市に置き、県内各地の施設管理を通じて地域の安全・安心を守り、人々の当たり前の日常を支えています。
また、創業以来受け継がれてきた新潟人らしい誠実さ、粘り強さ、堅実さを企業文化の礎とし、お客様第一主義のもと全国で事業を展開しています。
私たちにとって新潟は単なる事業基盤ではありません。人を大切にする姿勢や真摯に仕事へ向き合う精神など、当社の経営の根幹を育んでくれた特別な存在です。
これからも地域とのつながりを大切にしながら、事業活動を通じて地域社会の発展に貢献してまいります。
新潟支社
1971年 11月 長岡事業所を開設し新潟に進出
1979年 1月 新潟支社を開設 支店登記
支 社:新潟県長岡市坂之上町3-2-3 エトワール長岡
営業所:新潟市・長岡市・柏崎市・上越市・糸魚川市・湯沢町
売上高:21億3753万円(2025年度)
従業員:790名
糸魚川二幸株式会社
2008年 11月設立(二幸産業より分社化)
本 社:新潟県糸魚川市押上2-14-13
売上高:6億7592万円(2025年度)
社員数:182名
Q3.東京新潟県人会の活動に賛同し、応援していただいている理由を教えてください
私が若い頃、小林保廣名誉会長からこんな言葉をかけられました。
ふるさとに感謝しなさい。そして感謝するだけでなく恩返しをしなさい。
それだけ生まれた場所は大事なんだよ。
当時はその言葉の意味を深く理解できず、どこか聞き流していたかもしれません。しかし、年月を重ねるにつれて、その言葉の重みを強く感じるようになりました。
ふるさとは、家族や友人との思い出が詰まった場所であり、自分を育ててくれた人たちがいる場所です。美しい自然や風景、受け継がれてきた文化、豊かな食、そして温かい人たちのつながり。その一つひとつが今の自分を形づくっています。
だからこそ、ふるさとへの感謝を忘れず、自分にできる形で恩返しをしていくことが大切だと考えています。私にとって、ふるさとを大切にすることは、自分自身を大切にすることでもあります。
私が東京新潟県人会の活動に賛同し、また自身も副会長を務める東京糸魚川会の活動に積極的に関わっているのも、その思いがあるからです。東京新潟県人会や東京糸魚川会は、新潟を愛する人々、そして同じふるさとに縁のある人々をつなぎ、その魅力や価値を次の世代へ伝えていく大切な役割を担っています。その活動を支えることは、私自身にとってふるさとへの恩返しであり、個人としての社会貢献でもあると考えています。
また、人口減少や地域活力の維持など、新潟が直面する課題は少なくありません。しかし私は、新潟には豊かな自然、優れた産業、人材、そして大きな可能性があると信じています。だからこそ新潟県全体の発展はもちろん私の故郷である糸魚川の魅力も多くの方々に伝えながら、地域の発展につながる取り組みに積極的に関わっていきたいと考えています。
小林名誉会長から受け継いだ「ふるさとへの感謝と恩返し」の精神は、今も私の原点であり新潟を応援し続ける原動力です。これからも東京新潟県人会そして東京糸魚川会の皆様とともに、人と人とのつながりを大切にしながら、新潟と糸魚川の未来のために微力ながら貢献してまいります。
Q4.今後、県人会や他の応援企業と取り組んでみたいことを教えてください
-企業同士の交流、情報発信、人との接点、新潟県との連携など、今後期待することも含めてお聞かせください。
ときには故郷の地で集う機会があっても面白いのではないかと思います。例えば、新潟県内で交流イベントを開催し、その都度開催地を変えることで、上越・中越・下越・佐渡それぞれの特色や魅力に触れていただく機会になるのではないでしょうか。
そして「ふるさと新潟に集い、人と人との縁を深め、地域に貢献する」という取り組みが広がれば、新たな交流が生まれるだけでなく、県内各地域の良さを改めて知るきっかけにもなるはずです。そうした積み重ねが、故郷を応援する仲間を増やし、地域の活力につながっていくと思います。
東京新潟県人会や応援企業の皆様が、実際に新潟を訪れ、その土地ならではの文化や食、自然に触れながら交流を深め、ふるさとの未来を応援するような取り組みが広がれば素晴らしいと思います。
ABOUT COMPANY|二幸産業株式会社
| 企業名 | 二幸産業株式会社 |
|---|---|
| 代表者 | 代表取締役社長 原 敬一 |
| 所在地 |
〒163-0669 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル36階 |
| 公式サイト | 二幸産業株式会社 公式サイト |

代表取締役:原 敬一

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