純米大吟醸 初花 金魚台輪

にいがた情報

7月27日発売の当蔵の新商品『純米大吟醸 初花 金魚台輪』のご案内です。


当蔵では例年この時期「おれたちが仕込んだ酒 純米大吟醸 初花」を扱ってまいりました。飲み手である「おれたち」が農作業や仕込みに参加する地産製造プロジェクトで17年継続しています。

残念ながらコロナ禍において、昨年は「おれたち」との酒造りがかないませんでした。また地元では昨年に続き今年も新発田祭中止が決まっています。「おれたち」の思いを引き継ぎ、新発田の魅力を伝えたい思いから、杜氏と蔵人による酒を新発田の夏の風物詩、金魚台輪の装いでお届けいたします。

首都での緊急事態宣言再発出に伴う酒類提供への制限等、酒を取り巻く状況は一段と厳しいものです。夏季かきいれどきの自粛要請が飲食店、酒販業、観光業に与える影響ははかりしれません。厳しさに耐える業界だけでなく、祭の中止で肩を落とす新発田人、自粛で帰省を控える方々にも『純米大吟醸 初花 金魚台輪』の愛らしい装いで、せめてもの明るさを届けられたらと願っています。


商品イメージ

商品紹介・酒販店および当蔵ホームページにて販売中

『純米大吟醸 初花 金魚台輪』720ml 1,925円 (税込・送料別)
純米大吟醸/アルコール度数17度/五百万石・自社栽培米 50%精米

杜氏による解説
令和2年産五百万石50%精米の純米大吟醸です。華やかな香りと五百万石のすっきりとしたのど越しが特徴です。3月の火入れ後から0度で貯蔵しちょうど飲みごろとなりました。新発田の夏酒として、ぜひ一本お試しください。


新発田祭りの金魚台輪

金魚台輪・きんぎょだいわ

当蔵の所在する新潟県新発田市では、8月末に行われる新発田祭で、こどもたちが「金魚台輪」とよばれる山車を曳きます。もとは金魚の灯籠を載せた小型の曳き車で、江戸時代から郷土玩具として親しまれてきました。金魚のかたちとなったのは、当時の藩主が金魚好きであったからだとか。新発田の夏を彩る風物詩です。


金升酒造株式会社
〒957-0016 新潟県新発田市豊町1-9-30
TEL: 0254-22-3131
FAX: 0254-22-7377
営業時 8:30−17:00 土日祝休業
HP:https://www.kanemasu-sake.co.jp

アイキャッチ画像:金魚台輪 Wikipedia(ウェブ広報:榊)