首都圏の生活と産業を支える新潟の魅力を発信

にいがた情報

経団連主催「新潟県応援マルシェ」盛大に開催
GX産業団地のパネルをご覧になる、花角知事(左)、筒井会長(中央)、小早川社長(右)

令和8年6月16日、東京都千代田区・日経ビルにおいて、一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)主催による「新潟県応援マルシェ~首都圏の電力を支える新潟の魅力を知って・買って・応援~」が開催された。

本イベントは、新潟県が長年担ってきた首都圏への電力供給という役割に改めて光を当て、その貢献への感謝を示すとともに、産官学の連携により、県産品、観光、産業立地など新潟の多彩な魅力を発信し、首都圏との経済連携強化や新潟県への投資促進につなげることを目的として開催された。

会場となった日経ビル3階の日経ホール・ホワイエには、新潟県内各地の魅力が集結した。新潟県産米、枝豆、米菓、水産加工品、工芸品などの特産品販売に加え、県内18の酒蔵による日本酒の試飲販売、観光、ふるさと納税、産業団地の紹介など、多彩な企画が展開された。

さらに、新潟県のGX戦略に関するセミナーや、新潟大学日本酒学センターによるセミナーも行われた。来場者にとって、五感で新潟の魅力を体感できる首都圏ではなかなか味わえない貴重な機会となった。

県内18の酒蔵と新潟大学日本酒学センターによる試飲・販売①
県内18の酒蔵と新潟大学日本酒学センターによる試飲・販売②

今回のマルシェの特徴は、単なる物産展ではなく、「首都圏と新潟とのつながり」をテーマに据えた点にある。

新潟県は、柏崎刈羽原子力発電所や水力発電所など、首都圏への電力供給地となっており、長年にわたり首都圏の暮らしや産業活動を支えてきた地域である。経団連は、この電力供給という新潟県の役割に着目し、感謝と応援の意を込めて本イベントを企画した。

当日は、経団連の筒井義信会長、新潟県の花角英世知事をはじめ、東京電力の小早川社長など、関係機関・企業の代表者も会場を訪れた。報道によれば、筒井会長は、新潟県がこれまで首都圏への安定的な電力供給に大きく貢献してきたことに対し、改めて感謝の意を表した。また、電力供給という役割だけでなく、新潟県の地域資源や産業の魅力を知り、消費や交流、投資へつなげていくことの重要性にも言及された。

笹団子を試食される筒井会長(中央

これに対し、花角知事は、新潟県が長年にわたり電力供給を通じて首都圏の経済活動や人々の暮らしを支えてきたことへの理解が広がることに期待を示したうえで、このイベントを契機として首都圏と新潟とのつながりが一層深まり、新たな交流や連携へ発展していくことへの期待を述べられた。

会場では、来場者から「新潟が首都圏を支えていることを改めて知った」「食や酒だけでなく、産業やエネルギーの面でも新潟を身近に感じた」といった声も聞かれたと報じられている。イベントを通じて、新潟県が単なる観光や食の産地ではなく、日本の経済・エネルギー基盤を支える重要な地域であることが伝わる機会となった。

東京新潟県人会にとっても、本イベントは大きな意義を持つ。首都圏で暮らし、働く私たちは、ふるさと新潟の魅力や価値を発信する「架け橋」としての役割を担っている。今回のマルシェは、経済界が新潟への敬意と期待を形にした象徴的な取組であり、新潟と首都圏との新たな連携の出発点ともいえる。

今後も、こうした取組を通じて、多くの人々が新潟の魅力に触れ、交流が広がり、新潟県の発展につながっていくことが期待される。

多くの来場者で賑わった物産ブース

(会報誌:2026年8月号掲載)