若者の活躍の場として関心を集めるもののひとつに高校野球がある。
多くの人が古くから春の選抜、夏の甲子園に関心を持ち注目している。NHKでは古くからラジオとテレビで全国中継を続け、多くの人が楽しんできた。私もその一人で小さいときから関心を持ち、その時期になると、郷土の高校に声援をおくりながらラジオとテレビで楽しんできた。残念ながら、郷土の高校はあまり強くなく悔しい思いをするのが、ほとんどであった。特に春の選抜大会は、北信越大会の良い成績校が選抜されるため、甲子園に出場することが少なかった。
その歴史を振り返ってみると、春の選抜大会の出場は14回で、福井県と石川県の高校の後塵を拝することが多く、甲子園での成績も3勝12敗と振るわなかった。各県から出場する夏の甲子園の成績と合計しても32勝76敗にすぎない。
また春、夏を合わせても平成21年の第91回大会の日本文理高校の準優勝が最高で優勝がない。第91回大会では、日本文理高校が大健闘してひどく興奮したことを今でも覚えている。
このように、これまで選抜大会に出場することが少なかっただけに、1月30日に発表された今年の選抜大会の出場校に郷土から、帝京長岡高校と日本文理高校の2校が選抜されたことに驚きとともに、大いに喜んでいる。
出場は、両校の選手の努力と頑張りによるものであるが、県の高野連専務理事によると、県全体の高校のレベルが上がってきた結果であるとしている。そうであると嬉しいことである。
そして、選手を地域の輪の中で育成していくことの大切さを強調している。郷土の人々の情熱に期待したい。
なお、2校の出場は、第83回大会の日本文理高校と21世紀枠の佐渡高校に次ぐ、15年振りの2回目であるという。
選抜大会では、両校とも力を合わせて優勝を目指して頑張り、郷土に初優勝旗をもたらして欲しいものである。郷土を離れて暮らす人も応援を惜しまないはずである。我々東京新潟県人会も大声援を送るものである。

(広報委員・前田貞芳)/(会報誌:2026年4月号掲載)
