「東京都美術館」は全ての人に開かれた「アートへの入口」
東京都美術館は、国立西洋美術館、東京国立博物館と共に、上野公園の核となる芸術文化施設。「展覧会を鑑賞する」、「子供たちが訪れる」、「芸術家の卵が初めて出品する」――全ての人に開かれた「アートへの入口」を標榜している。
私どもの県人会館から歩いて15分程。上野の森の都美術館を訪れ、幾つかの公募展を廻り、ミュージアムショップを覗き、喫茶室で一休み、楽しく充実した一日を過ごした。
第109回 院展(公財)日本美術院
・1F 第1、2、3、4展示室
・9/1(日)~16(月)
9/16(祝・月)。当日はロビー階、1階、2階――3層の計16の展示室で、6団体の公募展が開催中。
先ず、ロビー階の第1~4展示室の伝統ある『第109回院展』へ。日本を代表する日本画家の大作がずらり。暫し、大矢紀氏(2023年度芸術院賞受賞・旧与板町出身・県人会会員)の富士山の荘厳な山容を描いた『暮れなずむ』の前にたたずみ、じっくり鑑賞する。

創立85周年記念 日本山岳写真協会展
・2F 第1展示室
・9/9(月)~16(月)
1階の「第19回主体展」、「第26回水彩展」(一社・水彩人)を巡り、次に向かったのが、2階第1展示室の「日本山岳写真協会展」。日本の山岳写真愛好家の層は大変厚いと言われているが、協会会員の作品383点、公募入選作品点がずらり。こちらでは、故郷・十日町市の写真家・宮沢健二さんの作品に接することが出来た幸運を暫し味わう。
(広報・樋口)

