佐渡地区郷人会Aとの交流・懇親

会の活動報告

県人会と郷人会との交流・懇親シリーズ
第11回 佐渡地区郷人会Aとの交流・懇親

参加団体: 首都圏佐渡連合会/東京両津の会/関東小木人会/岩首東京人会
・日時:令和5年3月23日(木)
・場所:ふれあいふるさと館(県人会館)2Fホール
・主催:組織委員会

佐渡地区4団体参加で第11回交流・懇親会開催
 午前11時、坂田組織委員会委員長の司会進行のもとスタートしました。
 まず最初に、多田県人会副会長(組織委員会担当)から「昨年5月からスタートしたこの交流会も11回目となります。県人会本部の我々は、90近くある地区郷人会の皆様との関係がもっとスムーズになるようにと願っての交流会となっています。今までこの交流会で頂いた貴重な意見などは、最後にまとめをして必ずフィードバックしたいと思っています。本日も皆さんとの活発な意見交換ができる事を期待しております」との挨拶があり、続いて出席者15名から、順次自己紹介が行われました。


組織委員会スタッフ

各郷人会代表から詳細な現況報告
 その後、各郷人会代表からそれぞれ会の歴史、特徴や、最近の活動状況、年間行事、役員会、郷人会内県人会の会員数、会員の増減状況、会費と活動資金についてなどの報告発表が行われました。


首都圏佐渡連合会スタッフ

 最初の首都圏佐渡連合会の山本会長から、「佐渡では市町村合併後、12の郷土会が活動しているが、これらのまとめ役として平成12年に連合会を結成させ、各郷土会の会長に連合会の副会長になってもらっている。

 現在首都圏在住の佐渡出身者は約4万人いて、念願の世界遺産登録に向けて努力している。また以前は島の人口も13万人であったが、現在は5万人と過疎化しているとはいえ、島の誇る立派な伝統を守っていくよう地元と一緒に頑張っている」との説明がありました。


東京両津海スタッフ

 続いて連合会のメンバーである東京両津の会・関東小木人会・岩首東京人会の代表者から報告がなされ、活動の中で、年配者を大切にしながらも若い入の活躍に力を入れていることや、両津出身の「大庄」平会長や小木人会の「サンフロンティア」堀口会長などから、それぞれ大いに援助をもらっている。また「鼓童」や岩首の「鬼太鼓」ほか数多い伝統芸能、そして自慢の食べ物の話などや各地区から多く報告された。


岩首東京会(左)・関東小木会(右)スタッフ.

食事・歓談タイムでも活発な意見交換が
 報告会が一段落した12時過ぎの食事タイムでも活発な話は尽きることなく、アルコールが入って一層の盛り上がりは流石に佐渡一丸といった感じです。

 島国のため皆一丸という意識は日本の凝縮ですという言葉にも納得です。島の誇りは文化、自然そして複合遺産といい、十分に佐渡の素晴らしさを熱の入った皆さんの活発な話しぶりからうかがえた交流会となり、時間がたちまち経過した感じの盛り上がりで、主催者側も圧倒される思いでした。

 最後は杉山副会長の感謝の気持ちを添えた挨拶で閉会となりました。(広報委員 佐藤 勝/会報誌:2023年05月)