第4回「中越・長岡地区郷人会との交流・懇親」

会の活動報告

参加団体:越後長岡ふるさと会/東京中野俣会/東京小国会/鯖石郷大沢会
・日時:令和4年8月24日(水)
・場所:ふれあいふるさと館(県人会館)2Fホール
・主催:組織委員会

長岡地区郷人会4団体と県人会が活発な意見交換
 各郷人会との交流会第4回が8月24日(水)開催されました。今回は長岡地区の4団体役員の皆さんと組織委員会、広報委員会との交流となりました。
 この日は交通機関でのトラブルが発生したため参加者の遅れや欠席があるなどしましたが、参加人員は郷人会の役員6名と主催者である組織委員会及び広報委員など、17名での交流会となりました。

  • 越後長岡ふるさと会 大原精一会長
  • 東京中野俣会 林確 幹事長
  • 東京小国会 小林春二副会長 小川勝事務局長
  • 鯖石郷大沢会 五十嵐昌男会長 五十嵐次雄副会長
  • ふるさと越路会(欠席)
  • オブザーバー 細井ミツ子県人会副会長
  • 主催者側として 多田県人会副会長 遠藤副会長 杉山副会長 坂田組織委員長 鏡副委員長、村山委員、宮内委員。/樋口広報委員長、佐藤広報副委員長。

 午前11時過ぎ、坂田組織委員長司会進行のもと、まず最初に多田担当副会長の「新潟県人会1000人の会員のうち、郷人会の方々が8割近くとなっている。この会員同士タテとヨコの関係はより密接でなければならない、今回第4回となるこの交流会は非常に大切なものとなります」の挨拶でスタートとなりました。
 まず初めに参加者全員の自己紹介が行われた後、各郷人会代表者よりそれぞれ会の歴史、特徴、活動状況、年間行事、会員の増減状況、会費と活動資金などの発表が行われました。
 今回もコロナ禍の影響は大きく、ほとんどの郷人会で従来の年間行事が行えないでいること、また会員の高齢化の問題など悩みは大きいようです。

各郷人会からの発表の要旨

  • 長岡ふるさと会は従来の18団体を統合するなど7年前に再スタートした。多くの学校の同窓会も会員となっており総会員数は9000名。活動の為の会費は特別もらうことなく長岡市からの支援を受けているのが有難い。総会と理事会、HPにも力を入れてきている。各会合そして県人会の会合でも地元物産の積極的販売に力を入れており評判が良い。
  • 中野俣会は、旧中野俣村(現・長岡市)の3つの小さな集落の出身者の会。最近は東京に出てくる人も少なく会員が増えない。会費は、年1回の総会時、参加費 男性5,000円、女性 3,000円、年3回の幹事会時、会長10,000円、幹事5,000円の寄付。
  • 東京小国会は歴史が古く(S24 ~25)、東京市場に店を出している人たちの「無盡」がスタートとのこと。会員名簿を大切にして5年に一回作成。費用は出稿広告費で賄う。
  • 鯖石郷大沢会は、昭和60年2月10日設立。柏崎市大字大沢出身者の集まり。現在会員数102名、平均年齢75歳。会費はなく、総会時、参加費5,000円、役員の寄付で運営。平成20年(2018年)、県人会に入会。

各団体の活動に対する質疑応答
 長岡高校の600人も集まるパワーや会員獲得に頑張る長岡地区の活動には感心させられる。小国会では地元の学生さんに対する働きかけに力を入れ、以前から、東京に出てくる人達に対しいつでも相談に乗れるよう伝えている。
 県人会館の利用の仕方についても質問や要望も多く、広報誌などでも詳しくお伝えしていくことを約束。
 細井ミツ子県人会副会長の発言では、「郷人会の皆様のいろいろな悩みをお聞きすることが出来幸い。今後の県人会の活動に生かしていきます。また若い人へのPR、何かメリットがなければいけないことなども、ともに大切なことと痛感しています」。
 また鏡組織委員会副委員長からは、郷人会の皆様の悩みに対し、役員幹事さんとして社交性の大切さ、会員の皆さんにいかに楽しんでもらえるか常に考える義務感を持つことなどのアドバイスが熱心に語られ共感を受けていました。
 1時過ぎの食事の時も、大倉喜八郎や山本五十六そして田中角栄さんなど郷土の偉人の話にまで広がりをみせ、今回も少ない参加者ながら大いに盛り上がった交流・懇親会となりました。
 最後、杉山副会長の閉会挨拶では、「皆さんの最初お集まりいただいた時のお顔と最後の今のお顔が違う、活発な意見交換を通して皆さんと交流出来、楽しい時間を持てたことに感謝します」という挨拶で閉会となりました。

(会報誌:2022年10月)