日時:令和6年9月23日(月)
会場:東天紅
令和6年9月23日(月)上野池之端東天紅において「能水会東京支部」第37回総会と33回親睦会が81名の参加で盛大に執り行われました。
「能水会」は、新潟県糸魚川市能生(のう)町にある創立126年の歴史を持つ県立海洋高等学校「旧、能生水産高等学校」の同窓会として活動している一般社団法人組織です。地元能生町に本部を置き、全国に支部を有して活動を行っています。
組織の活動としては母校の運営サポート、在校生への教育支援、卒業生間での情報交換の促進を行っています。また県外、地域外からの入学生が半数以上を占める専門校でもあり、3つある学生寮は全国で唯一、同窓会が運営しているという極めて学校運営密着型の活動を行っている同窓会組織です。今回の参加者は関東圏に在住する卒業生、現学校長、関係組織からのご来賓及び本部役員などとなっており、総会では東京支部の活動報告及び会計報告と次年度計画を審議し、会員の皆さまとの活動への結束力を高めることとなりました。
全国的な少子化の影響からくる生徒数の減少は、近い将来の学校存続にも影響を及ぼしており、学校、地域、行政、父兄、そして同窓会「能水会」が手を組み、母校支援と次世代への発展的存続に向けての議論がなされました。
総会後には母校を卒業して活躍している力士5名と鳴戸親方、相撲部の田海総監督、スポーツライターの小林信也様によるトークショーが行われました。卒業生である大の里関は前日までの9月場所で見事二度目の優勝を勝ち取ることが出来、来場は叶いませんでしたが、大きな盛り上がりを見せていました。親睦会では同級生間での懇親や新潟のお米や在校生が作っている缶詰、カレーなどが当たる抽選会、母校卒業生の歌手により歌謡ショーが行われ、次年度の再会を誓って無事閉会致しました。
年代を超えた同窓仲間が集い、母校を語り、存続を願う思いが同窓会組織の大きな力となっています。参加の皆さまありがとうございました。新潟県人会の会員の皆様から参考になるアドバイスをいただければ幸いでございます。