2024年 新年のご挨拶(会長)

イベント・お知らせ

東京新潟県人会 会長 小林 保廣

令和6年甲辰(きのえ・たつ)の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

今年は、明るく希望に溢れる「ポスト・コロナ」の元年です。
世界では依然二つの厳しい戦争が続いているとはいえ、コロナの暗雲が漸く去り、久々の安堵感をもって、まずは新春を皆々様と共に健康で迎えることが出来ましたことを、心からお祝い申し上げます。

振り返ってみますと、令和2年1月、前年末より中国武漢市で猛威を振るっていた新型コロナ・ウイルスが、日本に遂に上陸。たちまち大きな波となり、令和2年の第1波、第2波、5月の「緊急事態宣言」の発令。令和3年は第3波、第4波、第5波と続き、令和4年には、第6波、第7波。そして昨年5月、漸くにして感染症法上、季節風インフルと同じ「5類」に引き下げられ、4年半ぶりの「脱・コロナ」の正常な日常が戻ってきたのでした。
私たち東京新潟県人会でも、それまで封印してきた、共に相集う各種イベントを、満を持す如く、次々に復活することができました。

6月には、第45回全国良寛会東京大会、7月には、花角知事をはじめ、30市町村長のご参加もいただいた納涼まつり…。
10月には、第17回芸能大会、11月には、第25回作品展、ウクライナより戦禍を遁れてやって来られたカテリーナさんを囲んでの「卓話の時間」。
久々に会員の皆さま方が、相集い共に語り合い、共に杯を傾け合う姿をみることは、本当にうれしいことでした。

新しい年令和6年(2024年)も会員一同共に手を携えて歩んでまいります。

新しい年令和6年(2024年)は、干支(えと)でいえば甲辰(きのえ・たつ)。
60年前の甲辰の年ば、昭和39年(1964年)でした。この年は、いうまでもなく東京オリンピックが、秋に開催された記念すべき年でした。
6月には新潟国体も開催されています。また、新発田出身の関脇豊山(後に日本相撲協会理事長に就任)が大関昇進を遂げた年でした。新潟県も、日本全体も、世界も、活気に溢れていました。

さて、今年はどんな年になるでしょうか。
「ポスト・コロナ」元年でもあり、大いに活況を呈する年になるのではと予測されます。
新潟県でも、各種新施策が多数策定されており、首都圏の私たちと直接関係のある、「表参道・新潟館ネスパス」に代わる新拠点「銀座・新潟情報館THE NIIGATA」も5月にはオープンの予定。緊密なる連携のもとサポート役を果たしていきたと考えています。
私たち東京新潟県人会も、老齢化の進展は依然続いておりますが、一方、若年層の新加入も徐々に増えており、そうした新戦力が、いよいよ前面に出てくることでしょう。

明治43年(1910年)創立以来の、長い歴史と伝統を持つ、私たち東京新潟県人会は、今年も、変わることなき理念、

  • 一、郷土愛でつながる人の和
  • 一、友愛と協調
  • 一、ふるさとへの架け橋

この理念のもとに、会員一同、共に手を携えて、しっかりと歩んでまいります。