（一財）東京新潟県人会館 理事長 佐藤 永久
新年あけましておめでとうございます。新年にあたり皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。
県人会会員の皆様には旧年中は大変お世話になりました。新新潟県人会館は建設後3年経ちました。昨年はコロナウイルスが5類に指定されて、非常事態が終了し漸く日常生活に戻りました。
郷人会・地区県人会・同窓会等の活動も再開されて、幹事会等の会合がふえて会議室の利用が増えて一安心です。
皆様ご存知の通り新会館建設にあたっては会員有志のご寄付と銀行借入で賄いました。
借入金返済は地下1階・1階のテナント契約収入及び4階から8階のユースホステルへの賃貸並びに会議室使用料で行っています。これまで以上のご利用をお願い致します。
さて今年は辰（龍・竜）です。干支のルーツは中国殷（紀元前17世紀から紀元前11世紀）の時代にあるといわれています。辰は十二支中ただ一つの想像上の干支ですが、龍は古来より中国では権力の象徴とされ、縁起の良い生き物とされています。辰年は政治の大きな変化が起きる事が多い年と言われています。戊辰戦争・日露戦争戦後は血のメーデー事件・東京スカイツリー開業・青函トンネル瀬戸大橋開業・東京五輪東海道新幹線開通などがあります。大きな出来事が多く動乱の年とも言えます。今年の干支「甲辰」は「春の日差しが、あまねく成長を助く年」と言われています。春の暖かい日差しが大地に降り注ぎ、急速な成長と変化を誘う年になりそうです。我々に良き年になる事を願っております。