2023年 謹んで新年のご挨拶を申し上げます

イベント・お知らせ

東京新潟県人会 会長 小林 保廣

令和5年(2023年)癸卯(みづのと・う)の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
小林 保廣
 今年の正月は、コロナ禍が遂に4年目に入り、依然予断を許さない厳しい状況が続いています。そんな中ではありますが、まずは新春を皆々様と共に健康で迎えることが出来ましたことを、心からお祝い申し上げます。

令和2年から3年続きでコロナ一色の1年
 令和2年(2020年)1月、前年暮れから中国武漢市で猛威を振るっていた新型コロナが日本にも上陸。たちまち大きな波となり、令和2年の第1波、第2波、4月には、「緊急事態宣言」の発令があった。令和3年には、第3波、第4波、第5波。令和4年に入っても一向に衰えることもなく、1月には、新たな変異株・オミクロンBA・2による第6波、7月には、さらに大きな第7波がやってきた。
 この間の日本国内だけでなく、全世界的な規模での影響は測り知れない処である。いうまでもなく、私たち東京新潟県人会も大きな影響を受けている。会員一同が集い、新潟県からも多くの方々をお招きし、共に語り合い、交歓のひと時を過ごす新年祝賀会、納涼まつり…などの催しは、次々と中止のやむなき事態となり、残念な思いを抱くことになりました。

コロナ禍のもと、県人会会員は頑張っています
 こうしたコロナ禍の影響下の中でしたが、私たち東京新潟県人会の活動は、マスク着用、体温の検温、換気などに細心の注意を払いながら進めてまいりました。会員諸氏のボランティア精神で懸命に夫々の役割を果たしながら、且つ生活をエンジョイし、自分の人生の充実をはかる姿には本当に頭が下がる思いです。
 毎月の郷人会、委員会単位の集会。歌声クラブ、おけさクラブなどの同好会。「良寛会」、「業種間交流会」…などの組織横断的な活動・集会。更に地域社会への呼びかけに応じた地元町内会、企業…などの集会活用も加わり、おかげさまで、会館の「会議室」の利用が増えました。
 又、昨年4月の県北豪雨災害に際しては、多数の会員の皆さまから義援金が寄せられ、10月14日には、佐藤財団理事長、廣川県人会副会長同道のもと、新潟県庁を訪問し、花角知事に300万円の目録をお渡しすることが出来ました。

東京新潟県人会の新たな出発の予感
 今年に入り、コロナの先行きは、依然不透明のままですが、今年こそ、ウクライナ戦争と共に、コロナの終息を切に願うところです。
 県人会は、高齢化社会の進展とともに、老齢層の頑張りも目立ち、徐々にではありますが、若年層の新会員も加わり、老・壮・青、男・女、相まって、変わることなき理念

 一、郷土愛でつながる人の和
 一、友愛と協調
 一、ふるさとへの架け橋

のもと、新たな第一歩を踏み出そうとしています。
(会報誌:2023年1月)