彌彦神社の御祭神 (弥彦村)

にいがた情報

 御祭神は天照大御神の御曾孫にあたる天香山命(アメノカゴヤマノミコト)です。神武天皇が国家統一を終え、大和の橿原の宮でご即位になられた4年後に越後地方の開拓経営の命を受け、本海の荒海を舟で渡られ、越の国の野積浜にご上陸になられました。そこで、漁民塩を作ることや網、釣針を用いて魚を獲る術を教えられました。さらに弥彦に宮居を定めてから蛮族を平定され、住民に稲作の道をご指導遊ばれました。また、6代の御子孫も協力、継承して、越後地方の産業文化の基礎を造られました。つまり越後開拓・文化産業の始祖神です。彌彦神社は越後開拓の神と仰ぎ、この地に奉祀したのがはじまりです。社記によれば和銅4年(711年)の詔により神域を拡げ、社殿を造営したとあり、この時すでに神社が創建されております。

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妙高観光局 妙高ツーリズムマネジメント
☎0255-86-3911
(会報誌:2022年12月)