漢学の里 諸橋轍次記念館 (三条市)

にいがた情報

八木ヶ鼻の岩壁の色からイメージした重厚なレンガ造りの建物に、諸橋轍次博士の遺品・遺墨、その人徳を偲ぶ人たちから寄せられた作品や貴重な資料が展示・収蔵されています。常設展示室には博士の生涯や業績を展示・紹介。「漢字サークルビジョン」など子どもと大人が一緒に楽しめる施設になっています。また日中国交正常化40周年を記念して、中華人民共和国駐新潟総領事館から寄贈された水墨画や中国風東屋も見ることができます。館内には図書室、用途にあわせて活用できる多目的ホール・研修室・和室を整備、文化活動の場としてもご利用いただけます。敷地内には諸橋博士生家・遠人村舎・庭園も併設。無料で見学・散策することができます。漢学の里 諸橋轍次記念館にどうぞお越しください。

―諸橋轍次―
明治16年6月4日、下田村(現: 三条市)生まれ。
50余年にわたり儒学を研究、『大漢和辞典』編纂。100歳没。

問合せ
三条市庭月434-1
☎0256-47-2208

(会報誌:2022年10月)