水原代官所(阿賀野市)

にいがた情報
江戸時代の建物を再現!

 延享3年(1746年)、現在の阿賀野市域のほとんどは、それまでの新発田藩領から、幕府が直接支配する天領となりました。そのため元々水原城があった跡地に代官所が設けられました。以降22代まで続きましたが、慶応4年(1868年)3月戊辰戦争に伴い会津藩預かりとなり、その後西軍の侵攻により会津藩が退散したことによって同年7月に代官所は123年の幕を閉じました。
 この施設は、年貢収納確保や民政などに関する執務を行った「公事場」や、犯罪者の取り調べを行った「白洲」など、残された資料に基づいて、平成7年に往時の様子を再現したものです。
 隣接するふるさと農業歴史資料館は、文化・観光・産業の3つのゾーンに分け、阿賀野市の魅力を紹介しています。

問い合わせ先
阿賀野市商工観光課
☎0250-62-2510(会報誌:2022年12月)