佐渡人形芝居保存会 「森光子の奨励賞」受賞

にいがた情報

(一財)森光子芸能文化振興財団が毎年選定している「2023年森光子の奨励賞」に佐渡人形芝居保存会が選ばれ、贈呈式が佐渡市の両津地区公民館で行われました。

森光子芸能文化振興財団について

生涯を通して、放送・映画・舞台など幅広い分野で活躍し、多くの人々から愛された森光子。
ライフワークとなった舞台「放浪記」は、同一演劇作品の単独主演記録を樹立。幼くして芸能界に入り、その生涯を芸能の道ひとすじに捧げた森光子の代表作となりました。

そんな彼女が生前から願っていたのが、「ひとすじの道を追求する人を応援したい。私を応援してくださった多くの皆様に感謝を捧げたい」ということです。

本財団は、その遺志を受け継いで設立したもので、芸能、文化、スポーツなどさまざまな分野で、自らの道を拓き、たゆまぬ努力でひとすじの道を追求している挑戦者たちを発掘し、顕彰し、後援していくことを主目的に活動しています。
森光子公式HPより引用)


今回の表彰は、各人形座の会員が高齢化している中で、明治から続く人形芝居の継承と若年層への指導・育成などに取り組んできた業績が讃えられたものです。佐渡人形芝居保存会の池田哲夫会長は、森光子財団の野間理事長から盾を授与されると「『今後もがんばれ』と励まされたようで光栄です。」と感謝と継承への決意の言葉を述べました。

お問合せ

一般財団法人 佐渡文化財団
☎0259-58-9112