【あなたは読める?】新潟県の難読地名20選①

暮らしのヒント

新潟県には、初見ではなかなか読めない地名がたくさんあります。
漢字だけを見ると簡単そうなのに、実際の読み方はまったく違う――そんな“初見殺し”の地名も少なくありません。

今回は、新潟県内の難読地名を楽しめるようにまとめました。
まずは比較的知られているものから。新潟出身の方も、県外の方も、ぜひ何個読めるかチェックしてみてください。

まずは5問クイズ

最初に5問だけ、答えを見ずに読んでみてください。

  1. 新発田市
  2. 水原
  3. 五十公野
  4. 沼垂
  5. 馬下
5問の答え
  1. 新発田市(シバタシ
  2. 水原(スイバラ
  3. 五十公野(イジミノ
  4. 沼垂(ヌッタリ
  5. 馬下(マオロシ

何問読めたでしょうか。
ここからは、雑学を交えつつ難読地名をご紹介していきます!

まずは押さえたい!新潟県の難読地名20選

1. 新発田市(シバタシ)

新潟の難読地名の代表格です。かつて海岸の砂地(州)の端にあった「洲端(すばた)」が転じた説や、荒れ地を開墾して新たな田んぼ(新発田)を作ったことに由来する説が有力とのことです。

2. 糸魚川市(イトイガワシ)

糸魚川に「糸魚川」という川はありません。
・糸魚(イトヨ)が市内の河川に多く棲(す)んでいたことから付いたという説
・弘法大師(空海)が竹管に糸を巻いて川に投じたところ、たちまち魚となって泳ぎまわった説の他、
色々な説があるので気になる方は糸魚川市公式サイトを見てみてください。

3. 水原(スイバラ)

「みずはら」と読みたくなる阿賀野市の地名。かつてこの地を治めた豪族、水原氏(すいばらし)に由来するのだとか。謙信や景勝に仕えた水原親憲は名将として知られています。

4. 聖籠町(セイロウマチ)

806年、高徳の僧(聖)がこの地の山に籠ったことから、人々は「聖籠山」と名付けました。
そこから、聖籠という地名が生まれたといわれています。(宝積院(諏訪山)縁起)

5. 小千谷市(オヂヤシ)

小千谷市。地名の由来は、平安時代の「和名抄」に見られる、古代魚沼郡の4つの郷のうちのひとつ、「千屋郷」が起こりと言われているそうです。

6. 五十公野(イジミノ)

新発田市の地名。峰が五十あり五十峰(いじみね)と称したのを改め五十公野とした説をはじめとして諸説あり。
古くは「いきみの」と呼んでいたのだとか。

7. 沼垂(ヌッタリ)

新潟市の地名。
地名の由来は647年に造られたとされる渟足柵(ぬたりのき)に由来するそうです。
日本書紀に渟足柵(ぬたりのき)と記述があるそうですが、「沼垂」は4回も町ごと引っ越しをしているため、「渟足柵」がどこにあったのかはわかっていないのだとか。

8. 仲間町(チュウゲンマチ)

村上市の地名。福島県福島市にも同名の町がありますが、そちらは「ちゅうげんちょう」と読むそうです。

9. 馬下(マオロシ)

五泉市の地名。
ちなみに東京都世田谷区には上馬(かみうま)と下馬(しもうま)という地名もございます。
簡単な漢字で読み方ががらっと変わるのが難読漢字の面白さです…。

10. 勝木(ガツギ)

村上市の地名。「かつき」と読みたいところですが「がつぎ」。
「まこも(まこもだけ)」という草を当地では「がつぎ」と言った等、由来には諸説あります。
富山県高岡市には勝木原村とかいて「のでわらむら」と読む地名があります。難しい・・・!

11. 山辺里(サベリ)

村上市の地名。由来は不明でした。

12. 田切須(タギリス)

佐渡市の地名。「田切」という地名は日本各地に存在します。
「滾る」(たぎる)に由来し、傾斜地を流れる河川において、水が激しく流れる様子のことを指したそうです。東京では目黒区に田切という地名があります。

13. 能生(ノウ)

糸魚川市の地名。
「なおうみ(直海)」がなまり、「のう」になった説があります。「まっすぐな海岸」に由来するといわれています。

14. 石花(イシゲ)

佐渡市の地名。由来がみあたらなかったため、漢字にまつわる雑学を2つ。
・愛媛県の郷土料理「石花汁」は「せっかじる」と読みます。
・石と花が一つになった漢字一文字の「硴」は「カキ(貝殻)」と読みます。

15. 女池(メイケ)

新潟市の地名。かつてあった男池、女池という池の名に由来するそうです。(現在は埋め立てられ、住宅地に)

16. 子不知(コシラズ)

糸魚川市の地名。親不知(おやしらず)とセットだと読めますが単体だと一瞬読みにくくなる漢字です。

17. 雲母(キラ)

村上市の地名。昔から花崗岩が多く見られた地域だっとことが由来とされる。
雲母(うんも)は花崗岩に含まれる鉱物。雲母は「きらら」とも読みますがその理由は、雲母がキラキラと光り輝く様子から、古語で「きらら」と呼ばれていたからなのだそうです。
村上市の地名としては”うんも”でも”きらら”でもなく「きら」と読むところも『難読地名』ですね。

18. 佐潟(サカタ)

ガタではなく「カタ」…新潟市の地名です。
短いながらもすっと読める人は意外と少ないかもしれません。
鳥屋野潟(とやのがた)(中央区・南区)、福島潟(ふくしまがた)(新発田市〜阿賀野市)などもあります。「“新潟”の“潟”って何? 漢字から学ぶ地元の地理と文化」 – 個別指導塾アルファゼミナール

19. 御手洗潟(ミタラセガタ)

「みたらい」ではありません。佐潟の北側にある潟。
近くに神社があり、手水舎の代わりにここで身を清めてから参ったため、御手洗潟の名前になったとされています。
「御手」の読み方関連の漢字の雑学を一つ、天下三名槍の「御手杵」は「おてぎね」と読みます。

20. 葛塚(クズツカ)

新潟市の地名。新発田藩主の溝口のお殿様が福島潟上を渡っていた時に、葛の花が群生していたため、葛塚と名づけられた、といわれています。


今回は新潟県の難読地名の中から比較的知られているものを紹介しました。
次回は、さらに読みづらい難読新潟地名を紹介したいと思います。
「これは読めない……!」という地名が続きますので、ぜひあわせて挑戦してみてください。

【参考サイト】
御手洗潟 | 潟を知る | 潟のデジタル博物館(新潟市公式)
小千谷市の紹介 – 小千谷市ホームページ
聖籠町は、こんな町です/聖籠町
コトバンク
名字の由来
しばた観光ガイド

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