「佐渡に感謝し愛する会」発起人 平辰
東京新潟県人会 名誉会長
株式会社大庄 名誉顧問
『佐渡が島「新創造」へ!』とは?
新潟県佐渡市出身者ら島にゆかりのある100人以上の寄稿を集めた「佐渡が島『新創造』へ!」が出版されました。東証スタンダード上場の外食チェーン大手・大庄(東京)の創業者で、両津地区出身の平辰さん(84)が執筆を呼びかけた。大勢の熱い思いが詰まった1冊となりました。
平さんは、1968年に東京都内で焼き鳥店を創業し、1971年に会社を設立した。1973年に都内に「庄や」1号店を開店し、現在直営店など約330店舗を展開する。2014年9月に取締役社長を退任し、現在は名誉顧問。東京新潟県人会の名誉会長も務める。
一線を退き、体調を崩していた平さんを励ます目的で、弟の博さん(76)が本の出版を提案。平さんの人脈もあり、制作の過程で執筆を申し出る人が続出したという。A5判サイズで458ページ。佐渡の歴史や金山、自然、祭り、文芸、教育などテーマ別に10章で構成されています。
令和6年10月20日国際佐渡観光ホテル八幡館で、『佐渡が島「新創造」へ!』出版記念祝い会が寄稿者、県、市など関係者が約100名集い開催された。
平辰氏の「甦れ!佐渡が島」と願う賛同者で「佐渡金山の世界文化遺産登録を側面から応援する書籍発刊・祝う会」でもあり、盛大に開かれた。書籍はA5版458ページの豪華版。サブタイトル~世界の至宝・母なる佐渡~「佐渡出身者100名からの、未来を担う次世代へのメッセージ」。佐渡人の生き様、若者への期待、佐渡愛にあふれる佐渡再発見&「新創造」書といえる。
中でも特質は、佐渡鉱山勤務だった父と島娘の結婚で誕生・84歳の小林富美雄さん。旧相川町の高千中学卒業後、父親の生家金沢市で金箔士となり、30数年前・京都「金閣寺」吹き替え時に「100年光り輝く5倍厚金箔を20万枚納めた功労者」。100年は光り輝く金閣寺にとの目的に、見事選ばれ応えた佐渡出身の匠技は、今も神々しく輝く金閣寺で実現・称賛されている。
また、小千谷市生まれの佐渡鉱山最初の女子事務員で、後に作家、日本文藝協会員。「佐渡金山回顧」でも有名経歴の寄稿者で現在108歳の田中志津さん。ご子息田中佑季明氏が代理で福島県から出版祝い会に参列、談笑の渦に。余興も盛大。朱鷺さなえさん&仲間の見事な佐渡民舞、河崎民友会他の見事な芸能で、会場も終始和やかな佐渡一色。見事な島芸能に皆さん満喫!何よりもこの『佐渡が島「新創造」へ!』は、初の原稿挑戦の農林水産業従事の市井の方々から、教師、歴史研究家までの多様な佐渡人100余名の寄稿者の生き様・人生感・歴史観から多くの学びが随所に。今後の佐渡・国のあり方まで示唆にあふれ、未来へのメッセージも多い感動書。
佐渡金山世界文化遺産登録の今日、まさに、読んで、見て、考え、味わえる佐渡の魅力書。単なる観光書レベルでなく、奥深い佐渡や新しき佐渡の魅力随所に。タイムリーで一読の価値がある。購入は(株)大庄へ
FAX:03-5767-2244
✉:[email protected]
価格:1,980円(税込)
(文:大谷公一)