東京新潟県人会 納涼まつり2023(#3/4)

県人会メイン行事

東京新潟県人会 納涼まつり2023
2023年7月17日(月・祝) 11時20分~14時30分
ホテル椿山荘東京 バンケット棟5階グランドホール「椿」

第2部              司会 桂 歌助
12:50 特別出演・・・・・・・・・カテリーナ

13:10 アトラクション
 Act1.天神囃子・・・・・・・・・十日町市
 Act2.詩吟・・・・・・・・・・・遠山 忠吾
 Act3.佐渡の恋唄・・・・・・・・服部 清子
 Act4.花の白虎隊・・・・・・・・永田 よし子
 Act5.ふるさと灯り・・・・・・・小沼 貞雄
 Act6.おまえとならば・・・・・・三来 秀
 Act7.十日町小唄・・・・・・・・東京十日町会
 Act8.おんなの越後路・・・・・・舞 さくら
 Act9.佐渡おけさ・・・・・・・・おけさクラブ

14:20 県 民 歌・・・・・・・・指揮 宮田 たま恵
14:25 謝辞 万歳・・・・・・・・福原 弘

[写真:樋口 知乃、案内文:榊 勝彦]

#2/4 から

歓談

乾杯後の場内の歓談風景をランダムに掲載します。

最後の写真は、2019年1月26日 新年祝賀会時の椿山荘の中庭での風景だ。
新年祝賀会もしくは納涼まつりには、5階会場の一番後ろのガラス越しから適度の確率でこうしたシーンに遭遇することがある。今年はこんな光景は見かけられなかったが、いづれ見かけられることだろう。

特別出演

カテリーナさん ウクライナ民族楽器(バンドゥーラ)奏者

彼女のウェブサイトの紹介文をそのまま引用させて貰うと、

ウクライナ・プリピャチ生まれ(チェルノブイリ原子力発電所から2.5km離れた町)
生後30日の時にチェルノブイリ原発事故に被災し、一家は町から強制退去させられる。
6歳の時にチェルノブイリ原発で被災した子供たちで構成された音楽団「チェルボナカリーナ」に入団後、海外公演に多数参加。日本にも何度もコンサートに招聘され、その時に日本の素晴らしさに感動し、19歳の時に音楽活動の拠点を東京に移す。現在、日本に数少ないバンドゥーラ奏者の1人として、国内外のさまざまなコンサートで公演活動を展開中。

更に紹介文には、

ツィターやリュートの特徴を併せ持ったような構造と音色で、コサック時代を中心に目の見えない人によって演奏されていました。もしかすると、日本の琵琶法師とウクライナのバンドゥリステは、共に音楽的背景が似ているかもしれません。

最初の2曲はウクライナの故郷の民族音楽を、3曲目は日本でも知られる「翼をください」を披露された。赤い鳥の代表曲でもありボーカルは山本潤子さんだ。その山本潤子さんとまた違った透き通った美しい声だった。

このバンドゥーラは、一見軽そうに見えるが 8キロから10キロもあるらしく、50から60の弦が半音階で5オクターブで調律されているらしい。膝の上に楽器を置き、写真のように高音は右手で低音は左手で弾くとか。
通常の弦楽器のように指で押さえて弾くのではなく、あらかじめピアノのように弦が張られていて、必要とする弦を指ではじくように弾くようだ。こんなに弦が半音単位で並んで、どれがどの音なのか慣れるまで大変だろう。

最後はステージ中央で立った状態で伴奏無しで、童謡「ふるさと」を歌われた。
「兎追いし かの山 小鮒釣りし かの川」の歌詞で有名なあの歌だ。

この原稿を書くついでにちょっと調べた。
この曲は大正3年(1914年)に作られている。およそ110年前の1914年12月20日に東京駅が開業した年だ。この作詞家・作曲家の名前は知らなくとも「春が来た」や「おぼろづきよ」のコンビが作った曲であることも知った。

アトラクション

続いて恒例のアトラクション。もはや定番の登場でもあり安心して聴ける。

天神囃子 十日町市


会場風景

詩吟(時に憩う) 遠山 忠吾さん/東京荒川会


総合司会の根津万寿夫さん(左)、アトラクション司会 桂歌助さん(右)

佐渡の恋唄 服部 清子さん/東京小国会

花の白虎隊 永田 よし子さん/東京六日町会


会場風景

ふるさと灯り 小沼 貞雄さん/東京魚沼会

おまえとならば 三来 秀さん/葛飾区新潟県人会

十日町小唄 東京十日町会

自然と踊りに参加されるこの光景は もはや定番となった。

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