妙高散歩「季節の食材を求めて六斎市へ」

にいがた情報

 妙高の旬の食材を求めるなら六斎市がおすすめ。六斎市は、江戸時代以前から行われていて、毎月6と10のつく日と晦日に開催されます。開設場所は、新井駅に近い朝日町通り。新鮮な季節の野菜や山菜のほか、名物のどらやきなどの露店が並びます。

 六斎市の始まりは500年ほど前、斐太地区の五日市、十日市のあたりで行われていた市。これらの集落は、当時信州への道沿いにあり、鎌倉、室町時代に成立していたと考えられています。その後、江戸時代以前に北国街道沿いの中町に市場が移され、月6回の六斎市が始まったと言われています。平成14年8月には、朝日町の中心市街地再開発事業などにより現在の場所となりました。

 妙高にお越しの際は、妙高の旬の食材と人情あふれる露店の皆さんとの出会いにお出かけください。

(会報誌:2023年6月)