暮らしのヒント

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出掛けよう!!

及川 恒夫(総務委員長・東京白根会会長)  コロナ禍を避けるため「不要不急の外出自粛」、「会食の自粛」、「三密を避ける」などを真面目に守ったお蔭か?運動不足でコロナ太り。これじゃだめじゃんとウォーキングしています。 下を見て歩いても...
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鮭・酒・情 三さけの恵み

ふるさと村上を想う 伊槻紀子(東京村上市郷友会)  「ほら、持っていげ」「あっ、ありがとね!」村上に帰るとぶっきらぼうに、はにかんだ笑顔で渡してくれる従兄弟の手作り真空パック。  しょっぱいけど、長持ちしてごはんがどんどん進む、大...
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来島の文化人 蔵からのささやき

来島の文化人 蔵からのささやき  本書は「新潟日報・佐渡版」掲載シリーズ-- 「来島の文化人」(2009年6月6日~10年3月27日)、「蔵からのささやき」(2010年7月25日~10月8日)二編をまとめ地元佐渡市で出版されたもの。...
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カール・ベンクス『よみがえる古民家』

本書は、十日町市竹所(旧新潟県東頸城郡松代町竹所)に在住するドイツ人建築家・カール・ベンクス氏の「古民家再生」の活動を紹介する好著。大きくは4軒の建築例に基づき、カール氏の見事な古民家再生手腕を紹介し、その根幹となる「建築思想」を伝える。
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人間国宝 三浦小平二

青磁の透明感にうかぶ思い出 人間国宝 三浦小平二 「自分しか成しえないもの、如何に独自なもの、オリジナリティが大切か」切々と――  陶芸家故三浦小平二氏は佐渡に生まれ、東京芸大で彫刻の腕を磨き、苦労しながら東アフリカやアフガニスタ...
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宮 柊二

宮柊二(1912~1986)氏は、大正元年8月23日、北魚沼郡堀之内町(現・魚沼市)で生まれる。1925年に旧・長岡中学に入学。在校中より相馬御風に師事、歌を詠む。1932年上京。北原白秋の門下生となり、戦後、1946年、処女歌集『群鶏...
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小川家の将来を託された未明

写真は、明治28年(1895)2月、上越市寺町の鹿野写真館(現在も同地で営業中)で撮られた母チヨと未明(本名健作)の写真です。未明は右手に分厚い本を持っています。 当時、未明は13歳、母チヨは32歳でした。 この年4月、未明は高田中...
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戦争花嫁と上皇后美智子様

東京村上市郷友会 安冨 成良  戦後、進駐軍兵士と結婚してアメリカに渡った「戦争花嫁」と呼ばれる方たちのことを研究するようになって20年少し経ちます。私は1976年に高校の英語教師を退職して、アメリカに留学し文化人類学を専攻しました。...
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山本元帥縁の地を訪ねて

大原 精一(広報委員・越後長岡ふるさと会) 一.初めに  長岡と聞くと、「河井継之助・米百俵・山本五十六・花火大会」を思い出される方が多いと思う。これらは相互に関連を有している。  山本五十六元帥は、戊辰戦争で河井継之助と共に西軍と戦...
会の活動報告

なぜ、植物は五千年も生きられるか

羽賀 正雄 氏(東京やまと会顧問) 生物にとって寿命とは何か?動物で一番長寿なゾウガメは百五十~二百年といわれています。屋久島の縄文杉は樹齢七千二百年ともいわれ現在も健在です。(現在では四千~五千年が有力)図1 山高神代桜は、推定...
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小川 未明・詩碑

小川 未明(1882~1961)本名健作。 上越市幸町に生まれる。高田中学(現高田高校)を経て、早稲田大学英文科を卒業。坪内逍遥の指導を受ける。親友に相馬御風が居る。卒業後早稲田文学社に入り、島村抱月の指導のもとに「少年文庫」の編集を...
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白内障

東京都北区 船木眼科医院院長 船木 繁雄  白内障とは、眼内のレンズに相当する水晶体が混濁した状態を言います。症状としては、視力が低下したり、かすんで見えたり、眩しく感じたりということが挙げられます。幾つかの全身的な疾患に伴って生じること...