新潟ギャラリー

暮らしのヒント

高橋 信一・版画家

高橋 信一(1917-86)佐渡出身。両津高校に勤務し生徒らを指導、全日本年賀状版画コンクールへの応募を続けた。退職後は静山、羽茂、小倉、大川などの地域で版画の指導に当たり、次々と版画グループを誕生させた。終生故郷の活性を念願。美を見る...
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榀布(しなふ)・伝統工芸品

新潟県村上市に受け継がれる、日本三大古代布と称され国の伝統的工芸品に指定されている「羽越しな布」。使うたびに手になじみ、しなやかな風合いと素朴な美しさが際立つ布です。
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三富 與一・画家

三富 與一(1889~1968)西蒲原郡樋曽に生まれる。1912年県庁に奉職。知事の似顔絵を画いたところ、本格的に画家になることを勧められた。1916年退職し画家を志して上京。中村不折(帝画芸術院会員、太平洋会会員)の門下生となる。フラ...
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宮 柊二

宮柊二(1912~1986)氏は、大正元年8月23日、北魚沼郡堀之内町(現・魚沼市)で生まれる。1925年に旧・長岡中学に入学。在校中より相馬御風に師事、歌を詠む。1932年上京。北原白秋の門下生となり、戦後、1946年、処女歌集『群鶏...
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小川 未明・詩碑

小川 未明(1882~1961)本名健作。 上越市幸町に生まれる。高田中学(現高田高校)を経て、早稲田大学英文科を卒業。坪内逍遥の指導を受ける。親友に相馬御風が居る。卒業後早稲田文学社に入り、島村抱月の指導のもとに「少年文庫」の編集を...
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山岡 荘八(歴史小説・作家)

山岡荘八(1907~1978)氏は、明治40年、北魚沼郡小出町(現・魚沼市)で生まれる。昭和13年(1938)「サンデー毎日大衆文芸」入賞で作家デビュー。数々の歴史小説で、日本中の読者に愛された「国民作家」。 17年かけて完成させ...
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三浦 小平二

人間国宝 陶芸家 三浦 小平二(1933〜2006)は佐渡郡相川(現・佐渡市)に、無名異焼窯元・三浦小平の長男として生まれる。祖父は三代三浦常山。1951年東京藝術大学美術学部彫刻科に入学。平櫛田中に学ぶ。陶磁器研究会を作り、...
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尾台 榕堂 (漢方医学の権威)

東京八重洲 尾台榕堂の碑 尾台榕堂(1799 ~ 1870)は、幕末の江戸にて、町医者をしながら漢方医学の道で大きな実績を残した名医。寛成11 年、中魚沼郡中条村(現・十日町市)で生れる。文化11 年(1811 年)、16...
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諸橋 轍次[色紙]

東京新潟県人会会報誌『新潟県人』の題字。諸橋氏は、明治16年6月4日、南蒲原郡庭月村(現・三条市)に生まれる。漢学者。昭和35年(1960)大著『大漢和辞典』(全13巻)完成。昭和40年(1965)文化勲章受章。
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十日町明石ちぢみ [伝統工芸品]

日本の代表的なきもの織物産地・十日町。その起源は、弥生時代の遺跡からの紡錘車(糸を巻き取る道具)の発見などから、二千有余年前まで遡るという。時代は下って江戸時代。越後妻有では、苧麻(ちょま)を原料とする「越後縮」が盛んに織られていた。こ...
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西脇 順三郎[詩碑]

西脇 順三郎(1894~1982)・詩人・英文学者。西脇氏は、明治27年(1894)に旧・北魚沼郡小千谷町で生まれる。西脇家は元禄時代から縮問屋を営む名家。若き日、英国オックスフォード大に留学、永く慶応大学で教鞭をとられた。戦前の第一詩...
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堀口 大學

堀口 大學(1895~1972)・詩人、仏蘭西文学翻訳家。大學氏は生粋の越後人。父・九萬一(日本初の外交官)は長岡藩士の長男。母・政は村上藩士の長女。2歳から長岡に住み、長岡坂上小、旧制長岡中を経て上京。若き日、仏蘭西に滞在。1925年...