山岡 荘八(歴史小説・作家)

暮らしのヒント

山岡荘八(1907~1978)氏は、明治40年、北魚沼郡小出町(現・魚沼市)で生まれる。昭和13年(1938)「サンデー毎日大衆文芸」入賞で作家デビュー。数々の歴史小説で、日本中の読者に愛された「国民作家」。

17年かけて完成させた小説『徳川家康』(全26巻)は、大ベストセラーとなり、テレビ大河ドラマ化にも。他に『春の坂道』(1971)、『小説明治天皇』(1962~1971)など。魚沼市の高台、越後三山を一望する小出公園内には、「菊ひたしわれは百姓の子なりけ里」と刻まれた文学碑が建つ。

没後、従四位勲二等瑞宝章。魚沼市名誉市民。(資料提供・魚沼市)

(広報誌:2021年07月)