貞観園(柏崎市)

にいがた情報
雨あがりは一段と輝く庭園

 歴史延宝元年(1673)に初代・村山善兵衛正信が松之山村山家より当地・岡野町に移住し現在13代目に至ります。儒者藍澤南城が園内の主屋を「貞観堂」と命名したことに由来します。80年前の昭和12年(1937)国から名勝指定されました。
 貞観園について江戸後期より歴代当主により作庭された京風日本式庭園となります。佐渡の赤玉石が適度に配置され庭全体を覆い尽くした苔と調和し、豪雪地域の環境に育まれた独自の庭を形成しています。園内には複数の茶室が配置され、庭を楽しむ工夫が伺えます。
 来園のご案内例年6月1日~11月30日が開園期間となります。春・夏・秋それぞれ異なる趣が味わえます。冬季は豪雪地域のため閉園(12月~翌5月)となります。

問合せ先:公益財団法人 貞観園保存会
TEL:0257-41-2100
(会報誌:2021年06月)