2021年 新年のご挨拶を申し上げます

イベント・お知らせ

一般財団法人新潟県人会館 理事長 川村 敏夫

 令和3年、新年明けましておめでとうございます。
 新春を迎え皆々様ともども清々しい気持ちで新しい年を迎えることが出来ましたこと、心からお慶び申し上げます。

新会館が完成致しました。
 昨年11月28日、かねてより取組んでまいりました東京新潟県人会館の建設がみごと完了し建設を担当された加賀田組から建物の引き渡しがあり正式に建設の完了の日を迎えました。新会館の建設は、私どもにとりまして長年の悲願でありました。

振り返りますと、私が当財団の理事長をお引き受け致しましたのが平成26年6月、その後私自身が公の場で新会館建設を表明したのが翌年の平成27年1月の新年祝賀会の席上でした。それ以来様々な角度から検討に検討を重ね議論も百出となりました。それ以来更に色々な角度から検討がなされたのは申すまでもありません。

その後、平成29年3月の理事会、評議員会において新会館の建設が正式に承認されたものです。早速に新会館建設総合計画が作成され、会員説明、そして対外発表に至ったのものです。

 振り返れば平成30年11月21日大安吉日の日に会館建設に踏み出す『安全祈願祭』が地元の神社『五條天神社』において、私ども東京新潟県人会の関係者と建設に関わる会社の幹部の皆様方約30名が列席して工事の安全祈願の神事が執り行われました。其後早々に旧建物の解体が始まり、新会館の建設事業が本格的に始まったのです。

 新会館建設に関わる総事業費は8億円余であり資金の一端を寄付金で多くの皆様方にお願いすることとし建設に並行して募金活動の取組も始まったのです。建設が進むと予期せぬ工事に関わる障害が発生し幾多の困難な事態もありましたが、関係者の知恵と努力でこれを克服し遂に新会館の完成に辿り着いたものであります。そして昨年11月28日建物の引き渡しを受け、引き続き12月6日新会館において竣工式を執り行うことが出来ました。振り返れば新会館の建設は幾多の困難な道のりでしたが、堂々と立ち上がった東京新潟県人会館を見上げれば感慨無量の思いが致すのであります。

これからの新会館の活用
 新会館は地下一階、地上九階建ての一際目立つ色彩を放って堂々とした建物です。 名称も『ふれあいふるさと館』と致しました。新しく完成した会館が県人会関係者はもちろんのこと地域に愛され貢献出来る場となればと願っています。

 新年にあたり新会館の完成をお知らせして併せて新春のご挨拶を申し上げます。