東京新潟県人会 納涼まつり2023(#1/4)

県人会メイン行事

東京新潟県人会 納涼まつり2023
2023年7月17日(月・祝) 11時20分~14時30分
ホテル椿山荘東京 バンケット棟5階グランドホール「椿」

第1部
11:20 開会・・・・・・・・・・・・・・司会
11:25 国歌斉唱・・・・・・・・・・・・蘭 燃
11:30 実行委員長挨拶・・・・・・・・・細井 ミツ子
11:35 会長挨拶・・・・・・・・・・・・小林 保廣
11:40 来賓紹介
11:50 来賓祝辞・・・・・・・・・・・・新潟県知事 花角 英世 様
12:00 市町村長代表・・・・・・・・・・村上市長 高橋 邦芳 様
12:10 佐渡 世界文化遺産登録に向けて・佐渡市長 渡辺 竜五 様
12:20 鏡開き
12:30 乾杯・・・・・・・・・・・・・・新潟県議会議長 楡井 辰雄 様

[写真:樋口 知乃、写真案内役:榊 勝彦]


2023年月17日(海の日) 実に4年ぶりとなる東京新潟県人会 納涼まつりが開催された。コロナ制限が大幅に緩和された今年の納涼まつりは従来通りの開催を予定していたようだが、当日は540名の参加となった。

コロナ禍前までの新年祝賀会と納涼まつりの参加者は、おおよそ850名前後を推移してきた。
今年2023年1月28日に行われた新年祝賀会は459名の出席だった。新年祝賀会の実行委員長であった鈴木輝雄副会長はその挨拶で、理由として『開催にあたって会場側から480名の人数制限があり、規模を縮小して開催を余儀なくされました。昨日政府から制限解除に伴い、本年7月17日海の日、納涼祭りを従来規模で開催する予定で考えています』と語られている。

私はその記憶もあり、今回は従来通りの850名前後の参加と思っていた。
しかし、540名の参加と聞かされたとき「あれっ?どうして?」と思った。清水事務局長からの返答は、特に明確な理由はないとのことだった。都内には外国観光客の姿も増え 巷はすっかり元に戻りつつあるようだが、「ひとまず今回は自粛しておこう」と判断された方はそこそこおられたようだ。

恒例でもある椿山荘正面玄関・入り口でのお出迎え。

今年の新年祝賀会は物産展を見送っているが、納涼まつりは物産展を行った。まだ従来に完全に戻った訳ではないが、やはり物産販売が有ると無いとではロビーの雰囲気は変わってくる。

個人的な感想で恐縮だが、800名超の参加者の場合はテーブル間のスペースが狭く、場内の写真撮影の移動が大変だった。特に歓談時になると場内の移動は椅子をかき分け・かき分け前後左右に移動していた。

テーブル間の椅子と椅子のスペースが本当に狭かったのだ。これは千枚に迫る全工程の撮影を一度でも体験すれば分かるだろう。それが今年の新年祝賀会同様に今回の納涼まつりも椅子をかき分ける必要がなかったのだ。

そう考えると。個人的に500~600名程度がベスト感がある。会場全体を見渡しても800名超と何ら遜色がない。

今年の新年祝賀会から取り入れられたお弁当形式だ。これまでは一人一人が皿に料理を提供する方式だったため、作業効率だけを考えてもホテル側の負荷は大幅に減る。特に夏場は温かい料理の提供は必要ない。

10時半を過ぎる頃から、徐々に席は埋まっていく。11時20分近くになると、『間もなく納涼まつりを開催致します。お席にお座り下さい』と着席を促すアナウンスが聞こえ、ロビーで談笑されていた方々は次々と会場内の所定の席に座りだす。ここでもテーブル間のスペースに余裕があるため移動は楽なはずだ。言われないと気づかない些細なことだが従来と大きく異なるひとつだ。

開 会

壇上の着席に遅れた来賓のかたを待ち、定刻の11時20分を5分経過し、司会の挨拶から納涼まつりが始まった。司会は、総合司会の根津万寿夫さん(中央)、進行役の西野七海さん(右)、アトラクション進行役の桂歌助さん(左)だ。

司会の3名の自己紹介があり、「(司会 根津) それでは 緞帳を開けて下さい」の言葉でゆっくり左右に幕は開いた。あらかじめ壇上に東京新潟県人会関係者や来賓のかたが着席されている。

国歌斉唱


国歌斉唱 蘭 燃さん

幕が開きひと呼吸後に、「(司会 西野) 国家斉唱、恐れ入りますが皆さまご起立下さい」のアナウンスがされ、東京十日町会の蘭 燃(らん ねん)さんが舞台の右袖から登場する。これまで音源に合わせた国家斉唱は何度も見てきた。
しかし、今回は違った。

ここ10年間の A:新年祝賀会、B:納涼まつりの国家斉唱を調べてみた。〇は国家斉唱あり、×が国家斉唱なしだ。
2013年度:A:〇 伊藤 章二さん  B:× なし
2014年度:A:〇 伊藤 章二さん  B:× なし
2015年度:A:〇 伊藤 章二さん  B:× なし
2016年度:A:〇 伊藤 章二さん  B:× なし
2017年度:A:〇 宮森 美里さん  B:× 宮森 美里さん(※注)
2018年度:A:〇 宮森 美里さん  B:〇 音源のみ
2019年度:A:〇 宮森 美里さん  B:〇 宮森 美里さん
2020年度:A:〇 音源のみ     B:コロナによる中止
2021年度:A:コロナによる中止  B:コロナによる中止
2022年度:A:コロナによる中止  B:コロナによる中止
2023年度:A:〇 音源のみ     B:〇 蘭 燃さん
(※注)宮森 美里さん指揮による 小山 龍雄さんアコーディオンによる合唱クラブが壇上で、国歌斉唱の代わりに「青い山脈」を歌う


国歌斉唱

伊藤 章二さんはマイクを両手で持っての国歌斉唱だった。宮森 美里さんはオーケストラの指揮者のように両手を大きくかざしてのパフォーマンスが印象的だった。
今年の2023年度の新年祝賀会は音源だけによる国家斉唱だった。今更だが新年祝賀会は全て国家斉唱はあっても、納涼まつりには国家斉唱のない年度が過去に多数あることが分かった。

尚、2014年まで「納涼まつり」は「納涼大会」と称していた。「納涼まつり」と称するのは2015年からだ。


国歌斉唱 蘭 燃さん

今回 新しく登場した蘭 燃さんは左手に自らマイクを持ち、音源なしでの国家斉唱だった。最近見かける「独唱」と言われるものだ。個人的に東京新潟県人会で音源無しでの国歌斉唱は記憶にない。さすが歌い手ならではのパフォーマンスだ。見事だ。

過去の国家斉唱された歴代を見てのとおり、1回きりで終わった人はいない。当面は蘭 燃さんの国家斉唱ならぬ独唱を聴くことが出来るかもしれない。実に楽しみだ。

#2/4 に続く