「ヨシター」という勢子の掛け声が飛び交い、牛同士がぶつかり合う迫力満点の「牛の角突き」は、江戸時代の文豪、滝沢馬琴の書いた「南総里見八犬伝」に記述があり、地域の伝統行事として長年守り継がれてきました。越後の角突きは、引き分けが原則。興奮した牛を引き離す勢子の妙技や勇姿も見応えがあります。
牛の角突きの舞台となる小千谷闘牛場は小千谷市中心部から東へ約10キロの東山地区と言われている山間部に位置しています。古くから東山地区と長岡市の山古志地区は二十村郷と称され、各村々で牛の角突きが開催されておりました。当地の牛飼いは家族の様に牛を育て成長を喜び、技を楽しみ、闘いを引き分けるというギャンブル性のない習俗です。これにより、昭和53年文化庁より「牛の角突き習俗」として国指定重要無形民俗文化財に指定されております。
令和7年度「牛の角突き」開催日
- 5月3日(土・祝)※初場所
- 6月1日(日)
- 7月6日(日)
- 8月10日(日)お盆場所
- 9月13日(土)
- 10月5日(日)
- 11月2日(日)※千秋楽

時間 | 正午~午後3時ころ(10時から受付開始) ※終了時刻は、当日の取り組みにより異なります。 |
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入場料 | 2,000円(屋根なし約1,500席、屋根あり約450席) ※当日券のみです。 ※敷きものは、各自ご用意ください。 ※中学生以下は無料です。 |
開催場所 | 小千谷闘牛場 |
交通アクセス (自家用車) |
小千谷闘牛場まで関越自動車道小千谷I.C下車20分 ※カーナビの目的地を東山小学校に設定していただければ付近に案内看板があります。 ※駐車場無料(約300台) |
交通アクセス (シャトルバス) |
ルート:イオン小千谷店北口(午前11時20分発)→サンプラザ前→小千谷駅前→浦柄公会堂→小千谷闘牛場 ※往復各1便です。毎回運行します。 ※取組み終了後、帰り便を逆ルートで運行します。 利用料金:片道500円 |
関連資料 | 「牛の角突きガイドブック」 |
備考 | ※雨天決行 ※8月場所は地域伝統行事「お盆興行」 ※冬季期間を除く、上記以外の日も観光向け闘牛を行うことができます。(取組番数・費用は応相談) ※大型バスでお越しの場合、駐車場の事前予約が必要です。 |
関連サイト | 「小千谷市」ホームページ 小千谷闘牛振興協議会ホームページ 小千谷闘牛 北斗会ホームページ |
問い合わせ
小千谷市にぎわい交流課
☎0258-83-3512