石田 吉貞

百人一首評価解 暮らしのヒント

石田 吉貞 (国文学者)

石田 吉貞(いしだよしさだ)氏(1890 ~ 1987)は、明治23 年、津南町で生まれる。

村の小学校に学ぶ頃から学問を志し、地元の小学校に勤めながら上級の検定を次々突破。昭和31年(1956年)、大正大学教授に就任。後に昭和女子大教授に。1955 年、64歳時、『藤原定家研究』で東洋大学文学博士。専門は中世文学。著書には『中世草庵の文学』(1941)、『定家復元 百人一首』(1984)など多数。


中世草庵の文学


鑑賞 百人一首

先生は、ふるさと津南町をこよなく愛し、津南音頭や、津南町内のほとんどの小・中学校の校歌を作詞。
昭和62年、97歳で研究一筋の生涯を閉じる。(会報誌:2023年5月)