第66回「湯島天神梅まつり」

暮らしのヒント

日時:令和5年2月8日(水)~3月8日(水)
主催:文京梅まつり実行委員会/文京区観光協会
後援:文京区/読売新聞社/東京観光財団/上野観光連盟/東京ケーブルネットワーク/湯島天満宮氏子崇敬会/湯島天満宮祭礼連合会/白梅商店会/湯島公道会

ふれあいふるさと館(県人会館)は湯島天神のお膝元です

 湯島天神は、江戸時代より、「梅の名所」として江戸の庶民に親しまれてきました。
昭和33年(1958年)より始まった「梅まつり」は、いまや、期間中延べ40万人という多数の人々で賑わう都内屈指のイベントになっています。

湯島天神梅まつり1

私たち新潟県人会の「ふれあいふるさと館」は、まさにこの湯島天神のお膝元にあります。会館を出て、広い中央通りをまたいで、歩いて5分程でもう天神さまです。
今年度の第66回梅まつりは、2月8日(水)~3月8日(水)の開催。期間中の土・日・祝日の12:00~16:30には「奉納演芸」も組み込まれております。そこで、2月26日(日)、会館から天神さまへ向かう。折からコロナ第8波も漸く底をつき、好天にも恵まれたこともあり、大変な人出となっておりました。

湯島天神梅まつり2
宝物殿正面

多彩な奉納演芸

当日の奉納プログラム

  • ソーラン節(大江戸東京音頭連)
  • 佐渡おけさ(佐渡こがね会)
  • ベリーダンス(春奈あき&アラビーナ)
  • パフォーマンス(尚美ミュージックカレッジ専門学校)
  • 佐渡おけさ(おけさ友愛会)
  • 白梅太鼓(湯島天神太鼓保存会)
  • 石見神楽(石見神楽東京社中)

佐渡おけさ(おけさ友愛会)
湯島天神梅まつり3湯島天神梅まつり4湯島天神梅まつり5

 新潟県人会関係の「おけさ友愛会」は、相川音頭、両津甚句、佐渡おけさの三曲を見事に演じ、拍手喝さいを浴びていました。湯島天神太鼓保存会の若さ溢れる圧倒的な熱演ぶりは、観客を魅了しました。

白梅太鼓(湯島天神太鼓保存会)
湯島天神梅まつり6湯島天神梅まつり7湯島天神梅まつり8

樹齢70~80年の白梅(白加賀しろかが)が八割を占める梅林

 定評ある湯島天神の梅林は、樹齢70~80年の白梅(白加賀しろかが)が約八割を占める白梅主体の梅林です。しかし、天神さまの梅林は決してそれだけでなく、・豊後(ぶんご)淡紅・遅咲き・寒紅梅(かんこうばい)紅・八重咲・見驚(けんきょう)薄紅・想いのまま(思いのまま)紅白の花が一本の木から咲く・道知辺(みちしるべ)薄紅…など、実に多彩な梅に彩られているのです。

湯島天神梅まつり9
白梅(白加賀しろかが)

(広報・樋口)
(会報誌:2023年4月)