・日時:令和4年11月26日
・場所:ふれあいふるさと館(県人会館)2Fホール
・主催:東京十日町会
会の様子
三年ぶりとなる恒例『歌助噺の会』
20年程前から、年二回春の花見時と年末に、東京十日町会(春日寛・会長)がふるさと十日町市出身の真打噺家・桂歌助師匠を招いて開催してきた本会。この3年程、県人会館の改・新築、コロナ禍の為、休会となっていましたが、今回久々に、新装となった県人会館での初めての昼開催となりました。このところ、総会等の中止が続いていただけに、50数名の参加者同士、久闊を悦び合う姿も見られました。
噺(はなし)とは
「会話」や「談話」である「話」と異なり「物語」や「説話」など「はなしを語ること」とのこと。口偏に新しいと書くため、目新しくて独創的な口ぶりで聞き手を喜ばせるという意味があるそうです。
珠玉の人情噺「芝浜」
人情噺「芝浜」の一席弁当、地元のお酒で歓談
午前11時、司会・根津万寿夫(事務局長)、春日会長の挨拶でスタート。
まずは、歌助師匠の一席珠玉の人情噺「芝浜」。今も昔も錚々たる顔ぶれが演じる演目ですが、このところ円熟味も増して来た歌助師匠の噺を皆さん堪能していました。
12時からは、会場のしつらえを変え、食事・歓談の時間でした。お昼から酒どころ越後妻有の地酒(松乃井、天神囃子)が卓上にずらりと並びました。歌助師匠も席に加わり、各処で話が大いに盛り上がっていました。
フィナーレは、いつものように十日町小唄(サッテモ節)の踊りの輪が会場いっぱいに広がりました。
十日町小唄(サッテモ節)の踊りの輪
(会報誌:2023年01月)