長嶺大池の白鳥(柏崎市)

にいがた情報
冬の訪れを告げるオオハクチョウの飛来地

 柏崎市には、冬になると白鳥が飛来する大きな池が3つあります。中でも西山町にある長嶺大池には、毎年11月頃から600羽の白鳥やマガモなどの渡り鳥が飛来し、翌年3月下旬頃まで越冬することで知られています。積雪があるまで、日中は周辺の水田にエサを求めて飛び立ってしまい、池には白鳥があまりいません。雪が積もると池にいてエサを求めます。
 白鳥は米を好んで食べます。冬は白鳥のエサが不足するため、持参したエサを直接与えることができ、目の前で食べるところを見ることができます。東屋には屋根とベンチがあるので雨の日でも様々な野鳥を身近に観察できる環境となっています。真夏には、大池は蓮の花で満開になります。ぜひ観察にお越し下さい。

問い合わせ先
柏崎市西山町事務所
☎0257-47-4001
(会報誌:2021年12月)