越後文化発祥の地 弥彦村

にいがた情報

弥彦村は、新潟県のほぼ中央部の日本海側に位置し、西は霊峰弥彦山(634m)を隔てて新潟市・長岡市と接し、東南は燕市、北は新潟市とそれぞれ肥沃な穀倉地帯を隔てて隣接しています。

古く神代(かみよ)の時代、天照大神(あまてらすおおみかみ)の曾孫の天香山命(あめのかごやまのみこと)が、日本海を渡り、弥彦山西側にあたる野積海岸(現長岡市)に上陸され弥彦の地に鎮座され、農耕技術など様々な産業の基礎を授けたと伝えられています。命の去った後も、その子孫六代にわたって越後文化の基礎が作り上げられていったことから、天香山命をご祭神としている越後一の宮「彌彦神社」は、万葉の昔から「おやひこさま」の愛称で広く民衆から愛され、崇拝されてきました。
このため弥彦村は「越後文化発祥の地」と言われ、彌彦神社の門前町として、また北国街道の宿場町として栄えてきました。

四季折々の美しい自然や、「弥彦湯神社温泉」、「やひこ桜井郷温泉」といった温泉などの観光資源にも恵まれ、新潟県内屈指の観光地となっています。