佐渡ジオパーク食 「いももち」

にいがた情報

 佐渡市の小木半島の大部分は、大昔の海底火山から噴出した枕状溶岩や水中火砕岩でできています。高台(段丘)の畑は水が得にくいため、さつまいもを作りました。
 小木半島の琴浦地区では、9月から10月にさつまいもを収穫し、室(むろ)に入れて熟成させます。そのいもを1月から2月にかけて加工し、いももちを作っています。
 いももちは、蒸かしたさつまいもに砂糖と小麦粉を少し加えて練り、短冊状に形成し、乾燥させた甘いおやつです。熟成させることで、いものデンプンが糖に変わり、とても甘くなります。食物繊維たっぷりで健康や美肌にも効果が期待されます。

問い合わせ
佐渡市社会教育課ジオパーク推進室
☎0259-27-2162

(会報誌:2023年1月)