暮らしのヒント コロナの一年半、あれこれ。 樋口 高士 一、「横浜港」帰港の「ダイヤモンド・プリンセス号」が発端 この一年半。日本の社会を、いや地球全体を覆っている「コロナ禍」という暗雲。振り返ってみると、私が、最初にこの「コロナ・ウイルス」を強く意識したのは、昨年(202... 2021.06.11 暮らしのヒント
暮らしのヒント 新潟県 県民性の民俗史 民俗は県民性再生産のDNAである 本書は、同著者による新潟県の県民性シリーズの『県民性の歴史』、『県民性の人物史』に次いで発刊の第三弾である。著者によれば、県民性とは、考え方・感じ方・判断の仕方・性向・気質など。 子供たちは、そ... 2021.06.07 暮らしのヒント
暮らしのヒント 良寛と童 子ども好きであった良寛をもっともよく表現しているといわれる作品。昭和六十年の夏に出雲崎町の光照寺(良寛が剃髪した寺)で描かれた。 (出雲崎町 良寛記念館蔵) とみかわ・じゅんいち(明治40~平成7年) 新潟県長岡市(旧栃尾市)生... 2021.06.03 暮らしのヒント
暮らしのヒント もっと新潟を知ろう!新潟を知らそう! 村山 政利(東京新潟県人会理事・財務委員長) 故郷十日町の実家に帰った昨年のある日、「市報」の片隅に目が留まった。「十日町市民環境会議の会員募集!」とある。元の会社の環境委員会にも身を置いてきた経歴、そして現在も環境団体でボランティ... 2021.05.28 暮らしのヒント
暮らしのヒント 天香山命 越後一宮・彌彦神社祭神天香山命のルーツを探る 本書は、私たちの〈ふるさと新潟〉の一宮・彌彦神社の祭神・天香山命(あめのかごやまのみこと)とはどこから来て、どういう神様なのかを探る読物ルポ。 2018年11月~2019年12月... 2021.05.26 暮らしのヒント
暮らしのヒント 北限の茶処・村上 北限の茶処・村上 村上でお茶の栽培が始められて400年佐藤 勝(広報委員・東京村上市郷友会) 「夏も近づく八十八夜、野にも山にも若葉が茂る・・・」 昔懐かしい唱歌・茶摘みの歌です。 立春から数えて八十八日目に茶摘みが行われる... 2021.05.17 暮らしのヒント
暮らしのヒント 私 上野界隈 記 Ⅰ「上野」と「郷里」との縁 イ、昭和4年(1929年) 私達十日町を郷里とする者にとり、ふるさとソングともいうべき『十日町小唄』が誕生した年。 一、越後名物かずかずあれど 明石ちぢみに雪の肌 着たらはなせぬ味の良さ ※テモサッテ... 2021.05.01 暮らしのヒント
暮らしのヒント 送別歌 宝田明―俳優、1934年朝鮮生まれ。2歳の時に父の仕事で満州(今の中国東北部)に移り、1945年の終戦をハルピンで迎える。敗戦のために中国での裕福な生活から一転し、12歳の時に満州から地獄を見るような苦労をして引き揚げてきた。「送別... 2021.04.28 暮らしのヒント
暮らしのヒント 詩人 矢沢 宰(見附市) 生きることのせつなさ 矢沢宰は昭和19年(1944)に生まれました。見附市(元古志郡)上北谷小学校2年(8歳)で腎結核を発病し、県立三条結核病院に入院。以後絶対安静が続きます。 看護婦から貰った詩集をきっかけに14歳の秋から日記と詩... 2021.04.24 暮らしのヒント
暮らしのヒント 新潟の方言を味わえる本【新潟の方言と昔 消えゆく新潟弁をとどめ・新潟方言をさぐる】 気軽に手にして、「越後弁」の感触を楽しく味わえる2冊 新潟の方言と昔 消えゆく新潟弁をとどめて 編著者:竹林政五郎 発 行:考古堂 新潟市古町通四番町 025-229-0066 発刊:1993年9月 定価:1,200... 2021.04.16 暮らしのヒント
暮らしのヒント 尾台 榕堂 (漢方医学の権威) 東京八重洲 尾台榕堂の碑 尾台榕堂(1799 ~ 1870)は、幕末の江戸にて、町医者をしながら漢方医学の道で大きな実績を残した名医。寛成11 年、中魚沼郡中条村(現・十日町市)で生れる。文化11 年(1811 年)、16... 2021.04.12 暮らしのヒント
暮らしのヒント 「桜の情景」の記憶 樋口 高士 毎年、桜の季節になると、決まって私が、思い起こす一句がある―― さまざまの事思ひ出す桜かな 今年は、某社のCMにも使われて、連日、テレビ画面から流れていた。一見、現代人のなにげない感慨のような感じを受ける句である... 2021.04.01 暮らしのヒント