羽茂地区の草苅神社能舞台は県の有形民俗文化財に指定されています。現在の舞台は明治以前の建築と推定され、江戸時代後期の文久3年(1863年)に能が演じられた記録が残っています。
毎年9月7日に行われる乙(おと)祭(秋祭り)では、草苅神社の能舞台で夜能が開催され、地元の方々によって日々稽古を重ねてきた能や舞が奉納されます。
今年の乙祭の前座として、例年、佐渡で能合宿を行っている相模女子大学の学生による【仕舞 鶴亀】が披露されました。学生の皆さんは、地域の能楽団体「羽茂昭諷会(はもちしょうふうかい)」から指導を受け、交流を深めながら能を学びました。
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