2013年新年祝賀会

県人会メイン行事

景気回復へ新しい幕開け
~平成25年新年祝賀会~

  2013年1月19日、5日前の成人の日に東京に大雪が襲った。郷里新潟の積雪に比べると可愛いものだが、都内の交通網は麻痺した。寒い日が続くが熱気に包まれた平成25年新年祝賀会の様子をお伝えします。
 広報委員となったばかりで、いきなり一大イベントの東京新潟県人会の新年祝賀会の記事を書くことになった。

新しい年の幕開け

 平成22年の100周年記念新年祝賀式典の出席者は1350名、翌年が840名、昨年が750名と続き、今年の出席者数は770名とのこと。新高輪ホテル飛天の間で行われた100周年記念式典は別格として、椿山荘最大のスペースであるオリオンの間は、ほぼ満杯に埋め尽くされた。

 初めて東京新潟県人会の新年祝賀会と毎年7月に開催される納涼大会に参加する方は、まずこの規模の大きさに驚く。
私は前回までは一般参加だったが、今回から実行委員の一人になったため会場に9時前に到着しなければいけない。準備をする側になって初めて大会関係者の苦労に気づくこととなった。


大会実行員の直前ミーティング

会場準備

 午前9時、川村敏夫実行委員長による会場準備の挨拶が始まった。新年祝賀会が開催されるまでには沢山の作業があるが、実行委員会の皆様の一致団結があって大会成功に結びつく。
 
 ここ近年の新年会の記事は池田孝一郎副会長が当会報誌で執筆されたもので、司会者の立場に立って記載されている。それと準ずる内容を私に要求されても困る。記事内容に物足りなさがあるかと思うが、紙面の許す限り詳細に記載したいと思う。


新年祝賀会全景
 

いよいよ祝賀会開始

 定刻に近づくと会場内の席は埋め尽くされた。11時20分定刻どおり新年祝賀会は開始となった。まず、伊藤章二さん指揮による国家斉唱から始まり、川村敏夫実行委員長による開会の辞と続く。


東京新潟県人会会長 平 辰

次いで、平会長による祝賀会挨拶。沢山のご来賓の出席に名前を添えてお礼の言葉を続けられた。その後、昨年3つ良いことがあったと話された。1つ目は、泉田県知事の大差をつけての再選、2つ目は佐渡の朱鷺が野生の育成が進んだこと、3つ目は東京新潟県人会と東京新潟県人会館が双頭で動き出した内容。今年、会館は公益財団から一般財団に衣替えする年となり、財団に小林保廣理事長が就任される。平会長の紹介で小林理事長の挨拶が続くこととなった。 YouTube動画


財団理事長 小林 保廣

 小林理事長の挨拶は、県人会の発展、ひいては日本経済の発展に結び付くよう新潟県出身の本物の会として皆様と一緒に育てていきましょうと述べられた。


感謝状贈呈 宮田 亮平 様

 次いで、日本芸術院賞を受賞された宮田亮平様へ感謝状の贈呈。これは、優れた芸術作品の創作や芸術の進歩に貢献した個人に贈られる賞で日展出品作「シュプリンゲン『翔』」が選ばれ、日頃東京新潟県人会にご尽力頂いていることに対し感謝状が贈られた。
尚、宮田亮平様は、平成22年の100周年記念新年祝賀式典のオープニングセレモニーとして特大毛筆で「光」の文字を書かれている。現在 会館の2階ホールに設置されている。

さらに祝賀会は続く


新潟県知事 泉田 裕彦 様  YouTube動画

 ご来賓祝辞は新潟県知事泉田裕彦様、今回は新潟県県知事、副知事のお2人がご出席された。
昨年、大差をつけての再選を果たした泉田知事の溌剌としたご挨拶。間違いない政策を取ればV字回復の可能性があること。若い人が頑張れば報われる・努力すれば報われる年にしたい、皆様への理解とご協力をお願いされた。
 次いで、衆議院議員長島忠美様、新潟県町村会長渡邊廣吉様と続く。紙面の都合で詳細を記載出来ないことお許し下さい。
 

司会の打ち合わせ:右から池田副会長、司会の宍戸 弥栄さん 小泉 基さん

 ここで司会者 宍戸弥栄さん、小泉基さんによるご来賓紹介が暫く続く。以前、池田孝一郎副会長の当会報紙で『名前と肩書を間違わずに読むことは難しい』と書かれていたように、間違えず・とちらず読むことは傍から見ている以上に大変らしい。
 

モンゴル国大使ご挨拶
 

アメリカ合衆国大使ご挨拶

 次いで、ご来賓挨拶、モンゴル国大使ソドミジャムツ・フレルバータル大使閣下、アメリカ合衆国ロシュニ・ニロディ様ともに日本語によるご挨拶と続いた。 YouTube動画  


ニューヨーク新潟県人会会長 大坪 賢次様 ご挨拶  YouTube動画

次第には記載されていないが、ニューヨーク新潟県人会会長大坪賢次様のご挨拶が加わる。実は3日ほど前に別件でニューヨークから来られ、本日の新年会に出席されるためフライトを1日延ばしたとのこと。 

休憩から祝宴へ

 前半の祝賀式が終わり10分間の休憩を挟んで、いよいよ祝宴となった。高橋秀夫副会長による祝宴の挨拶。引き続きご来賓の挨拶として、日本弁護士連合会会長の山岸憲司様、読売新聞東京本社副社長の宮本友丘様からお言葉を頂いた。

鏡開きから歓談へ

 好例の鏡開きは壇上に雪紅梅(中央)、春日山(左手)、峰乃白梅(右手)、各樽に十名 合計30名のご来賓、各国の大使、衆参両議員、新潟の県会議員等を始め首長、新潟に関係する企業の代表者、内外の東京新潟県人会代表者が登壇された。それぞれ東京新潟県人会の揃いの法被を着て掛け声を合わせて小槌を振り下ろす…。 


鏡開き  YouTube動画
 

新潟県副知事 森邦夫様による乾杯  YouTube動画

 鏡開きの代表とし、新潟県副知事森邦雄様による乾杯の発声。
 乾杯された後は、場内は一気に歓談となった。祝電が紹介され、柏崎観光協会から皆様へお願いとなった。

柏崎観光協会「鯛茶漬け日本一」からのお願い

 これは、明日(20日)まで東京ドームで「第4回全国ご当地どんぶり選手権」が開催されていること。500円均一のハーフサイズの食べ比べでお気に入りのどんぶりを投票し順位が決定する。
一昨年3位、昨年準グランプリに輝いた「鯛茶漬日本一」に向けてご協力のお願いとなる。
翌日の夕方の結果は、何とグランプリ! 見事「観光庁長官賞」を受賞された。準グランプリが山形県、3位 青森県、4位 富山県、5位 石川県と北陸日本海勢が圧勝だった。 


フレッシュ青年会員紹介  YouTube動画

 そして、県人会の若返りをねらってフレッシュ青年会員の紹介と続く。壇上での紹介を予定していたようだが、ご来賓の祝辞やアトラクションなどで、予定時間をオーバーする可能性もあるとのことで、テーブル席で27名の一挙紹介となった。

アトラクションへと続く

アトラクションも一つ一つ紹介したいところだが、紙面の都合でプログラムの掲載でお許し下さい。  ダイジェスト動画


東京十日町会より十日町小唄


東京おけさ会の相川音頭

東京十日町会推薦の唄と踊り(二ステージ)、海の柏崎会の唄と踊り、東京おけさ会の踊り(二ステージ)、東京三條会の唄、東京小国会の唄、葛飾区新潟県人会の唄、立川新潟県人会の唄と踊りが、司会の桑原政男さんの進行で進む。 


佐渡の舞姫 若林美津枝  YouTube動画
 

若林美津枝(ジャズダンスショー)

 ひときわ際立ったのが関東畑野会による佐渡ノ舞姫~若林美津枝の世界~ではないだろうか。
まず新春の舞、5人構成の創作太鼓、ジャズダンス、私を含め会場内の人々はすっかり魅了されてしまった。こうした躍動感あふれる歌や踊りを見れることだけでもお得感がある。

納めは佐渡おけさで


女性委員会おけさクラブによる佐渡おけさ  YouTube動画
 

女性委員会おけさクラブと来場者による佐渡おけさ
 

女性委員会おけさクラブと来場者による佐渡おけさ

どうやら、アトラクションの最後は「佐渡おけさ」が定番のようだ。今回も佐渡おけさの曲に合わせて壇上は勿論、会場内に大きな輪が出来た。 

万歳三唱で閉会へ

佐渡おけさの曲が終了すると、いよいよ新年会のエンディングに近づく。


中締め 佐渡市長 甲斐 元也 様  YouTube動画

佐渡市長 甲斐元也様による中締めのご挨拶。


万歳三唱 新潟日報社代表取締役社長 高橋 道映 様  YouTube動画

新潟日報代表取締役社長 高橋道映様には万歳三唱の音頭を取って頂いた。


全員による県民歌  YouTube動画

最後に新潟県民歌、私は東京新潟県人会に参加するまで県民歌の存在さえも知らなかったが、今ではすっかり口ずさめるようになった。


閉会の挨拶 副会長 廣川 高志  YouTube動画

 締めとして廣川高志副会長による閉会の挨拶でフィナーレ。
 こうして11時20分から定刻の15時を超える平成25年東京新潟県人会新年祝賀会は大成功で終了した。

未来につなげる

 実行委員は最後の片づけが残っているがその後片付けも終了し、実行委員の方同士が「お疲れ様」の声が出るようになると、やっと一息つける。快い疲労感を感じながら会場を去った。
 出席された来賓の皆様を始め当日ご出席された皆様に厚くお礼申し上げます。
(写真 & 映像動画 & 文 :ウェブ広報 榊 勝彦)