~日本のミケランジェロ・石川雲蝶を求めて~魚沼市への観光の旅

にいがた情報

見事な芸術作品極採色の「天女」

永林寺は、室町時代後期、竹岩全虎和尚によって創建された曹洞宗の名刹。
嘉永5年(1852年)、本堂再建の際、石川雲蝶が参加、雲蝶の代表作ともいえる様々な彫刻が施された。彫刻には13年の歳月がかけられ、100点余の作品が制作されている。
中でも、本堂外陣廊下欄間の「龍」・「鳳凰」。内陣の「鳳凰」。位牌堂欄間の「天女」などは、見事な透かし彫りと極彩色で着色されており、芸術品としての価値を高めている。

永林寺
住所 新潟県魚沼市根小屋1765
お問合せ ☎:025-794-2266
アクセス ・JR堀之内駅からタクシーで5~7分
・関越自動車道堀之内ICより車で約5分
永林寺 外観
天女 欄間
孔雀 欄間
雲水龍 欄間
越後日光開山堂と別名で呼ばれている西福寺

天文3年(1534年)に開山。芳室祖春大和尚によって開かれた西福寺には、その御開山様をお祀りする開山堂があります。
この開山堂は、23世幡谷大龍大和尚により建立され室内には御開山芳室祖春大和尚と曹洞宗の開祖である道元禅師を中央にして、周りに歴代のご住職が祀られています。堂内外には石川雲蝶の残した彫刻や絵画が至る所に施されており、又、本堂の大廊下の床には雲蝶の施した埋め木が多数施されています。そんなところから、別名「越後日光開山堂」と呼ばれるようになりました。

西福寺
住所 新潟県魚沼市大浦174
お問合せ ☎:025-792-3032
アクセス ・JR浦佐駅または小出駅からタクシーで10~15分
・関越自動車道小出ICより車で約7分
西福寺 外観
開山堂 向拝
鬼退治仁王尊咮形