書籍紹介

暮らしのヒント

順徳天皇

御製で辿る、その凛烈たる生涯  令和3年(2021年)は承久の変が起きて800年と云う大きな節目の年です。  当時、鎌倉三代将軍実朝の死をきっかけに幕府内の混乱に乗じて、幕府に対し朝廷が戦いを挑んで敗れた変です。戦後、北条義時に...
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来島の文化人 蔵からのささやき

来島の文化人 蔵からのささやき  本書は「新潟日報・佐渡版」掲載シリーズ-- 「来島の文化人」(2009年6月6日~10年3月27日)、「蔵からのささやき」(2010年7月25日~10月8日)二編をまとめ地元佐渡市で出版されたもの。...
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カール・ベンクス『よみがえる古民家』

本書は、十日町市竹所(旧新潟県東頸城郡松代町竹所)に在住するドイツ人建築家・カール・ベンクス氏の「古民家再生」の活動を紹介する好著。大きくは4軒の建築例に基づき、カール氏の見事な古民家再生手腕を紹介し、その根幹となる「建築思想」を伝える。
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百四歳・命のしずく/風に吹かれて

「七十で年少組とは参ったナ」「同窓会還暦組はまだ若手」という川柳がある通り、今や超高齢化時代となっている。今回ご紹介の本の作者である田中志津さんは、今年104歳にしていまだ現役という作家の方である。
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新潟100名山 + 10

新潟登山の「決定版」新潟100名山 + 10 「ふるさとの山」をもっとよく知ろう、親しもう  私たちの新潟県は「山国」である。およそ670㎞といわれる県境には、北から「朝日連峰」、「飯豊連峰」、「越後山脈」「三国山脈」、「関田山脈」「頚...
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新潟県 県民性の民俗史

民俗は県民性再生産のDNAである  本書は、同著者による新潟県の県民性シリーズの『県民性の歴史』、『県民性の人物史』に次いで発刊の第三弾である。著者によれば、県民性とは、考え方・感じ方・判断の仕方・性向・気質など。  子供たちは、そ...
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天香山命

越後一宮・彌彦神社祭神天香山命のルーツを探る  本書は、私たちの〈ふるさと新潟〉の一宮・彌彦神社の祭神・天香山命(あめのかごやまのみこと)とはどこから来て、どういう神様なのかを探る読物ルポ。  2018年11月~2019年12月...
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送別歌

宝田明―俳優、1934年朝鮮生まれ。2歳の時に父の仕事で満州(今の中国東北部)に移り、1945年の終戦をハルピンで迎える。敗戦のために中国での裕福な生活から一転し、12歳の時に満州から地獄を見るような苦労をして引き揚げてきた。「送別...
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新潟の方言を味わえる本【新潟の方言と昔 消えゆく新潟弁をとどめ・新潟方言をさぐる】

気軽に手にして、「越後弁」の感触を楽しく味わえる2冊 新潟の方言と昔 消えゆく新潟弁をとどめて 編著者:竹林政五郎 発 行:考古堂 新潟市古町通四番町 025-229-0066 発刊:1993年9月 定価:1,200...
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拉致と決断

「北」での24年間をはじめて綴った迫真の手記  本書は、拉致被害者である蓮池薫氏が、なによりも拉致問題解決を願い、自身の「北」での24年間にも及ぶ「監視下の生活」の実相を綴ったドキュメント。  本書の内容は、冒頭の ・「絶望そして...
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雪国を江戸で読む

「雪国」活写の『北越雪譜』「江戸」で出版までの経緯 今年2020年(令和2年)は、『北越雪譜』生みの親・鈴木牧之(1770〜1842)の生誕250年記念の年。本書は、この『北越雪譜』の40年にも及ぶ誕生(天保8年・1837)までの経緯を詳...
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祈り 忘れるな拉致

風化させてはいけない「拉致」の問題  先の広報委員会の席上で、新潟日報事業社から緊急出版されたという小冊子が紹介された。6月5日に亡くなられた横田滋さんを追悼しての報道写真集でした。  亡くなられたときは新聞などでも大きく報道された...