酒蔵めぐり

恵まれた自然環境の土地柄から生まれた新しい酒蔵 　新潟県の最南部・奥越後。自然の芸術ともいわれる信濃川の「河岸段丘」。支流の清流・中津川沿えに位置し、背後には、小松原湿原、2,000m級の連峰（苗場山、霧の塔）を背負っている津南町...

越後秀山・巻機山の麓で「銘酒」を醸して150年 新潟県と群馬県の県境に連なる魚沼連峰の主峰・巻機山（まきはたやま）。そのゆかしい名前の通り、織姫伝説で知られた、日本の百名山の一つ。この巻機山の麓、古くからの清水街道に面して、街道沿...

新井宿の酒蔵 君の井酒造は昔の北国街道新井宿の街道沿いに位置しています。 北国街道は、北陸方面の大名の参勤交代の通路であり、また、佐渡で大量に産出する金を江戸へ運ぶ輸送路として、さらに、穀倉地帯の米穀、今町港（上越市）からの塩、...

7月27日発売の当蔵の新商品『純米大吟醸 初花 金魚台輪』のご案内です。 当蔵では例年この時期「おれたちが仕込んだ酒 純米大吟醸 初花」を扱ってまいりました。飲み手である「おれたち」が農作業や仕込みに参加する地産製造プロジェク...

信濃川河岸段丘に立地、質の高い水をベースに酒造り 　茫洋として流れる新潟県の母なる川・信濃川。「信濃川静かに流れよ…」これは、世界的な詩人・西脇順三郎氏が作詞した小千谷高校校歌の出だし。 　新潟銘醸（代表取締役社長・吉沢貞雄）は、こ...

◆越後杜氏の隠れ郷 吉川杜氏が造る「本当の地酒」銘酒『よしかわ杜氏の郷』　5月23日(火)午前10時、宿泊した高田駅前のホテルから友人の車で、新潟県上越市吉川区杜氏の郷にある県道30号線（新井柿崎線）の「道の駅・よしかわ杜氏の郷」に向かう...

◆ 「金の道」小木街道の宿場町真野新町に栄えた酒蔵の系譜 佐渡の金銀を江戸に運ぶために、相川と小木港を結ぶルートを整備したのが小木街道。「真野鶴」醸造元の尾畑酒造がある真野新町は、その中間点にあり宿場町として栄えた。 ゴールドラ...

　宝山酒造は弥彦山の山麓にあり、新潟駅から越後線で約50分岩室駅下車、車で10分の所にある。明治18年創業で四代目蔵元渡邉誠志氏は「酒造りへの想い」を次のように記している。 　私達は創業以来、心を込めた手造りの日本酒を...

蔵の環境 　当魚沼酒造株式会社は豪雪の地、十日町市の山際に位置し、信濃川の伏流水でお酒を仕込んでおります。雪が降ると雪の中に蔵がすっぽりと入ってしまいます。雪解けの時期になると、すぐ近くの山からの雪解け水が勢いよく流れ、春の訪れを嬉しく感...

高橋綱男社長（7代目） 　金升酒造は文政5年（1822年）に初代高橋善之助氏が｛高橋酒造店｝を新潟県北蒲原郡岡片村長戸呂に創業したが、明治16年に同郡濁川村名目所に移転（前地・後地とも現在は新潟市）。大正8年に現在地（旧新発田藩主溝口候御...

　残暑がまだ厳しい8月26日、JR越後線「越後赤塚駅」 下車。田園地帯を抜けた先の広大な敷地の酒蔵、高野酒造株式会社で高野代表からお話を伺うとともに、酒蔵を見学させていただいた。 高野代表からのお酒に込めたメッセージ 　日本酒は日本...

米・水・人・風土にこだわり続ける手造り酒蔵 　昭和7年10月八田酒造場として創業。昭和61年株式会社越後酒造場に変更。 　新潟の地酒蔵「越後酒造場」は杜氏と蔵人が手造りで醸している。野積杜氏が磨き上げた技と、雪に明け暮れる厳しい冬、恵ま...