書籍紹介

暮らしのヒント

新潟県『方言集成』

新潟県のことばの文化遺産を集大成 本書は、新潟日報事業社の創業70周年記念出版の大著(全762頁)。本書はもともと著者外山正恭氏が同社より『新潟県方言集 土の香』(2019年1月刊)として自費出版していたもの。 本県全域を網羅した約4万...
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越後十日町語会話講座

生活習俗と一体となつた話し言葉=方言の考察 ●本書は、平成9年(1997年)、地元紙・十日町新聞(明治41年創刊)の制刊90周年記念として発刊された。 「十日町語会話」とは、かってこの地域で、何処の家庭でも日常的に話されていた言葉=方言...
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ふるさと写真今昔

新潟日報「おとなプラス(旧夕刊)」で2018年3月~2020年3月に45回連載された「写真今昔」が、新潟日報事業社から単行本として6月28日に発売されます。 新潟日報が保存する約20万枚のフィルム写真アーカイブから、学校、デパート...
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国宝「火焔型土器」の世界

国宝「火焔型土器」と発掘された「笹山遺跡」の全貌  現在、新潟県で唯一の国宝指定を受けている、笹山遺跡(十日町市・中条)から発掘(1982年・昭和57年)された縄文の「火焔型土器」。  本書は、その「笹山遺跡」と「火焔型土器」の全体...
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越後・佐渡 暮らしの歳時記

豊かな自然と民俗の宝庫 ふるさと新潟の四季 「越後・佐渡 暮らしの歳時記」と題されている本書は──  季節の移り変わりの中で、昔から伝えられてきたふるさとの年中行事、子供たちの遊びなどを中心に、越後・佐渡の人々の暮らしと、それを支えてき...
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村上大祭

 本書は、著者・横川健さんの『村上の四季』(1997刊・朝日新聞社)、『三面川の鮭』(2005刊・朝日新聞社)に続く〝村上三部作〟といわれる著作の完結編である。最初のきっかけは、たまたま、私が会館事務局で、『三面川の鮭』を手にしたこ...
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師匠歌丸 背中を追い続けた32年

師匠・歌丸との関係を中心に描く落語家・桂歌助の半生  本書は、「笑点」などで国民的人気落語家であった桂歌丸(元落語芸術協会会長 1936~2018)の弟子・桂歌助の著作。  桂歌丸師匠は、2018年7月2日逝去。本書の出版は、7月2...
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富山治夫 写真集 佐渡島

40年の時を経て── 富山治夫『佐渡島』作品展 開催 ・1979年に発刊された、故 富山治夫(1935~2016)氏の第二写真集『佐渡島』が、40年の時を経て、私たちの前に立ち現れた。 ・10月1日~27日、JCIIフォトサロン(...
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日本の酒

数多い「日本酒」本の原典  19634年(昭和39年)── 坂口謹一郎・著『日本の酒』(岩波新書)が出版され、永い間、数多の日本酒に関する書物の中で燦然と輝く名著として評価されてきた。本書は、その名著が40数年を経て、装いも新たに、文庫...
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北越雪譜

江戸後期・天保年間に出版  江戸後期、天保8年(1837)。越後塩沢村縮仲買間屋主人・鈴木牧之(1770~1842)の40年に及ぶ苦心の作――  『北越雪譜』が、江戸の版元から、山東京山ら、当時の江戸の文人・画工らの協力で出版され、...
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川柳 にんげんのうた

「俳句」と「川柳」はどこが、どう違うのか  私たちが、小・中学の頃から馴染んできた芭蕉、一茶などの俳句。川柳も俳句と同じ「五・七・五」の17音定型ですが、どう違うのだろうか。この素朴な疑問に応えるために、まず識者の「定義」を紹介しょう。 ...
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新潟県 県民性の人物史

   本書は同著者の前著『新潟県 県民性の歴史』(2018年8月 刊)の続編。  今回は、新潟県出身で多彩な分野で活躍する人物にスポットを当て、「県民性」の考察を試みる、一種の「人物読本」になっている。とりあげた人物は、5章65...